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大正時代の京町家で味わう「雪のような」京豆腐

京都の冬は底冷えする位に寒く、逆に夏の暑さはたとえようがありません。こうした土地ですから、冬には温かい湯豆腐が、夏にはひんやりと冷たい冷奴がことのほか美味しく感じられるのです。そんな、京都の美味しい豆腐料理のお店となのが「豆水楼木屋町本店」。大豆の風味とコクがあり、口に入れるととろけていくような食感が特徴。まさに、「雪のような」京豆腐です。

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京都の美味しい豆腐料理のお店「豆水楼木屋町本店」

 

 

京都で美味しい豆腐が味わえるのは、京都に涌く水が良いからだといわれます。
そして、京都の豆腐が美味しいもう一つの理由は、実は京都の気候にあるのです。

京都は三方を山に囲まれた盆地です。ですから冬は底冷えする位に寒く、逆に夏の暑さはたとえようがありません。

こうした土地ですから、冬には温かい湯豆腐が、夏にはひんやりと冷たい冷奴がことのほか美味しく感じられるのです。

京都の豆腐の美味しさは、江戸時代のはじめから評判でした。江戸時代の食の本『本朝食鑑』には、京都の豆腐は「まるで雪のようだ」と絶賛されています。

こうした事実があるからこそ作り手にも気合が入り、自然、京都には美味しい豆腐を商うお店が多いのです。

そんな、京都の美味しい豆腐料理のお店として外せないのが「豆水楼木屋町本店」です。
大正時代の京町家をリニューアルした風情ある店内、そして、夏季には鴨川縁に川床が設えられて一層の趣を添えます。

自慢の自家製豆腐は滋賀県産の大豆を主に、天然にがりを用いて作られます。

大豆の風味とコクがあり、見た目にはしっかりしていそうですが、口に入れるととろけていくような食感が特徴。まさに、「雪のような」京豆腐です。

この豆腐を活かした、おぼろ湯豆腐などをメインに、先付や汲み上げ湯葉の造り、揚げ物、焼き物などが付く季節の豆腐懐石が、夜は3,858円~、昼は2,205円~と親しみやすい価格で味わえます。
 

 

 

 

コースを頼んでみて、まだお腹に余裕があるようなら、豆腐を使った一品料理も揃っていますので、色々とオーダーしてみてはいかがでしょうか。

ヘルシーな豆腐料理ですから、多少食べ過ぎても安心。ダイエットが気になる女性には特におすすめです。

■豆水楼 木屋町本店

住所:京都府京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町517-3
電話:075-251-1600
値段:夜 3,858円~、昼 2,205円~
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:30、(日祝日12:00~20:30)
定休日:木曜
HP:www.tousuiro.com/

※データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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