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ここにあったら便利なコンセント、位置と高さの工夫

この位置にコンセントがあれば!と思うことはありませんか?位置や高さは自由自在!足元以外に取り付けるコンセントのご紹介です。壁が無くても大丈夫、床やキッチン家具から出して便利に使う事例もご紹介します。(2017年改訂版、初出:2004年12月)

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

この位置にコンセントがあれば!と思うことはありませんか?そこで「ここにあったら便利なコンセント」シリーズの第2弾は、足元以外に取り付けができる!壁が無くても大丈夫、床やキッチンから出して便利に使う事例をご紹介します。

広いワンルームではコンセントの位置に困ることも

コンセントと言うと、ふつう壁の下の方に取り付けるイメージがありますが、高さや取り付け位置の工夫で、もっと便利で快適な暮らしができるようになります。壁にばかりこだわらなくても大丈夫。例えば下のような間取りのリビングダイニングキッチンなら、赤い〇印の位置にコンセントを増やすと、とても便利に使えます。

平面図

リビングダイニングキッチンがワンルームの間取りの家は、壁が少ないのでコンセントが遠いことも。そんな時こそコンセントに工夫をしてみよう。


高さは自由自在、胸元にあれば抜き差しがラクにできる
〈コンセントの工夫-1〉

コンセント

腰痛持ちのガイドYuuの家も掃除機用コンセントはスイッチの位置にある(一級建築士事務所 OfficeYuu

壁面のコンセントの取り付け高さは、たいてい床のすぐ上の低い位置にあります。しかし使う場面によっては、低すぎて使い難いことがあります。

例えば掃除機を使う時、移動しながらコンセントの抜き挿しを行うのは、いちいち屈む必要があり、高齢者や腰痛持ちの人には意外と辛いもの。実はガイドYuuも腰痛持ちで、とても大変な思いをしていました。

そこで、掃除機用コンセントをスイッチと一緒にまとめて取り付けておけば、立ったまま抜き差しができて、掃除が格段にラクになります。スイッチプレートとひとつにまとめてしまえば目立つこともありません。スイッチは床から1m20cm程度の高さですので、抜き挿しがしやすいコンセントになります。

コンセントの位置を決める際に大事なことは、暮らしの中でいかに便利に使えるかをよく考えることにあります。一般的な普通の高さにこだわることはないのです。ただしコードに足を引っ掛けて転ぶことが無いよう、家の中を歩く経路や、電化製品を置く位置をよく吟味しましょう。

 

壁が無くても大丈夫、床面にも取り付けて使える
〈コンセントの工夫-2〉

床コンセント

食卓のすぐ下にも便利な床出しコンセント。ポップアップ式なので普段はフラットになる(パナソニック

ワンルームになっている広いリビングダイニングキッチンは、壁面が少なく、コンセントが遠くなってしまうことがあります。

例えば広い空間の壁から遠い位置に、フロアスタンドやサーキュレーター、ファンヒーターなどを使いたい場合、コンセントが壁にあるとコードが届かず、延長コードで長く引っ張ってくる必要があります。これは足を引っ掛けやすく危険なのはもちろん、見栄えもよくありません。

そこで、床にコンセントを取り付けておけば、壁が無くてもどこでも便利に電化製品が使えるようになります。ポップアップ式の床用コンセントは、使う時だけ飛び出させて使い、使わない時はフタを閉めて床とフラットな状態にしておくことができます。

ガス用コンセントも床に作ることができます。床出しにしておくと、ホースを部屋に這い回らせることなく、ガス器具を部屋の真ん中で使うことができます。

これらの設置工事は、フローリングリフォームなど床の工事の時に一緒に行うのが効率的です。また床出しコンセントは水や洗剤が掛からないような位置に取り付けること、またコードやホースに足を引っ掛けないよう、あまり歩かない位置に計画することが大切です。

 

キッチンの家具にもコンセントの取り付けができる
〈コンセントの工夫-3〉

アイロン

手元で使う家電はコードがカウンターの上をはい回らない工夫をしておくと便利。

以前に比べてキッチンで使う家電製品の数は増えています。そこでコンセントの数を増やすだけでなく、取り付け位置にひと工夫することで、キッチンでの作業がとても便利になります。

例えば、ハンドミキサーやジューサーなど、短時間コンセントに挿して使う小さな家電製品たち用に、壁面だけでなく、調理台の少し高い位置や吊り戸棚の下面、カウンターの下端などにコンセントを取り付けておくと便利です。手元で使う家電は、コードがカウンターの上をはい回らない工夫をしておくと、作業の邪魔にならずスッキリとした状態で使えます。

他にも食器棚や家具やテーブルにもコンセントを取り付けることができます。既製品の食器棚や家電収納についているコンセントは、数が少なく容量も小さいので、配線を引き直して増設しておくといいでしょう。

基本は使う場所に作ることです。コーヒーメーカー用、ホットプレート用、スムージー用など毎日の暮らしの中で、どこで何を使うかをよく考えて、コンセントの位置を決めましょう。

 

コンセントの工事は内装リフォームと一緒にやるのが効率的

金属プレート

コンセント工事は壁紙工事と一緒に行うと効率的でキレイに仕上がる。

コンセントの移動や増設は、単体で工事すると配線が壁の外に出て露出になってしまったり、クロスの補修工事が別途に発生したりすることがあります。

コンセントの工事は、壁や天井、床の内装工事と一緒にやるのが、効率的でキレイに仕上げる秘訣です。

ここにあったら便利なコンセント第1弾、新築やリフォーム時に見逃しがちだけれど、あったら便利なコンセントの場所ベスト20は下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
コンセントカバーにもさまざまなデザインがあります。建築家御用達のアルミ製金属プレートやアメリカンスイッチなど、人気のスイッチ・コンセントカバーは下記でご紹介しています。
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