ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

賃貸暮らしのライフプランの注意点は?

消費税増税や住宅ローン金利の上昇、住宅ローン減税の拡充等で、マイホームを購入する人が増えている一方、賃貸派も多くいます。今回は、賃貸暮らしを選択する夫婦に、ライフプランを考える上で意識してほしい点について、ご紹介します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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【記事のINDEX】
賃貸暮らしをあえて選択する人も増えている!……1Pめ
賃貸暮らしにもライフプランは必要……1Pめ
賃貸暮らしで万が一の場合、必要保障額はどうする?……2Pめ
賃貸派にも必要な損害保険とは?……2Pめ
自分たちへの補償もあると安心!……2Pめ

賃貸暮らしをあえて選択する人も増えている!

通勤・暮らしの便利さや街の雰囲気で賃貸住宅を選ぶ人も増えている!

通勤・暮らしの便利さや街の雰囲気で賃貸住宅を選ぶ人も増えている!

ガイド平野のところにライフプランの相談にいらっしゃる人の中には、住宅購入を予定する人が多いのですが、その一方で、賃貸派の人も多くいます。

賃貸暮らしを選ぶ理由は、「夫の会社に社宅(または家賃補助制度)があるので、若いうちはこのまま賃貸でいいと思っている」「夫が地方・海外転勤をする機会が多いので、ずっと賃貸でいいかな。もし可能なら、老後にマイホームを手に入れようかと考えています」「通勤が便利な都心のマンションを借りて、ライフスタイルに合わせて住み替えていこうと思うので、一生賃貸でもいいと思っています」など、実にさまざまです。

賃貸暮らしにもライフプランは必要

賃貸暮らしをしばらく(一生)続けようと考えている場合でも、ライフプランの「住居費」は、「今の家賃のまま同じ」ではなく、次に挙げるような項目に沿って少し想像を膨らませてみましょう。「賃貸だから住居費はシンプル」とは決して言えませんね。

  • 更新料がどれくらいかかるかを考える(2年に1度、家賃○カ月分など)
  • 子どもの誕生や成長に合わせて、今より広い間取りの賃貸に住み替える(家賃の上昇、敷金・礼金・引っ越し代を盛り込む)
  • 勤務先の家賃補助がある場合、補助額の減額等を盛り込む(転勤後3年間は○万円、以降△万円など)
  • 将来、持ち家を希望する場合は、家賃を払いながら頭金を貯める方法を考える
  • 老後、介護施設やサービス付き高齢者住宅(賃貸)に入居する場合にかかる費用を考える

賃貸暮らしのライフプランについては、「賃貸で実現!? 理想のワークライフ&マネーバランス」もあわせてご覧ください。

賃貸暮らしで万が一の場合、必要保障額はどうする?詳しくは次ページ>>>
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