良い物件選びが投資の前提...
「マンション投資の基礎知識」というテーマでは、利回りの計算方法はどうするの? 税務上の節税効果はどれ位あるの?借入金と全額自己資金とではどちらが有利なの?といった投資テクニックが話題の中心となりがちです。
しかし、投資対象が“良い物件”であって初めて、利回りや税務や資金調達のことを検討する必要が出てくるものです。
マンション投資には、新築マンションへの投資と中古マンションへの投資がありますが、中古マンションのうち、新築後相当に年数が経過している物件(つまり相当に古い物件)の中には、「投資対象として適切といい切れない物件」が多く含まれていることも事実です。
ちなみに、「新築の物件ならば間違いがない」と言う訳ではなく、「古いマンションはすべて危ない」と言う訳でもありません。
投資対象として適切といい切れない物件って...
私が、「投資対象として適切といい切れない物件」と思っているものは、建て替えができないような物件です。または、建て替えた場合に、現在と同じ大きさのマンションが建たないような物件です。
マンションが本格的に供給され始めたのは、今から30年程前からだと思います。30年程前といいますと、今とは違い、住宅情報誌等の書籍類が少なく、もちろんインターネットもなく、消費者の持っている情報量は非常に少なかったものと想像できます。また、法律面で未整備の部分もあったのでしょう。消費者の情報不足をいいことに、時代をさかのぼるほど、“悪い物件”が多く販売されていたようです。
こんな中古マンションには要注意!
先日、私が不動産調査を行った中古マンションもこうした物件でした。
皆さんが物件選択を行う際の参考としてみて下さい。
対象のマンションは、JR山手線の駅から徒歩3分という好立地の物件です。好立地を反映してか賃貸需要は旺盛のようです。賃貸需要が旺盛な割には、新築後30年が経過しているため物件価格は安めとなっています。このため、不動産投資の利回としては良好なのですが、建て替えに問題を抱えた物件でした。