おいしくてヘルシー！ 「もち麦」の効果に注目

食物繊維の王様、大麦

大麦はビールの原料や麦茶の原料や麦ごはんでも知られていますが、実は、食物繊維が豊富に含まれている食材です。その量は、精白米の約17倍、玄米の約3倍、さつまいもの約4倍も！ 食物繊維には水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維の2種類がありますが、大麦にはこの2つがバランスよく含まれているのです。

大麦のなかでも、最近特に注目を集めているのが「もち麦」です。お米にうるち米ともち米があるように、もち性の大麦が「もち麦」。粒全体が食物繊維から成っている希少な大麦です。

もち麦には、内臓脂肪やコレステロールを減少させ、メタボリックシンドロームを改善するといった嬉しい効果もあることが最近の研究でわかってきました。テレビ番組でももち麦のパワーが特集されたり、2013年5月にはレシピ本が発売されたりするなど、今注目が集まっています。

もち麦の食べ方は、ご飯と一緒に混ぜて炊くだけ。もっちりプチプチとした食感でクセになるおいしさです。また、もち麦ごはんは冷めても固くならないので、お弁当やおにぎりにも最適。茹でてサラダのトッピングにするなど、さまざまな料理にも使うことができます。毎日の食事にもち麦を取り入れて、ぽっこりお腹を凹ませましょう。

【関連リンク】
もち麦ごはん　はくばく
もち麦ごはんFacebook