日本茶/日本茶のおいしい入れ方

新茶のおいしい入れ方(2ページ目)

「新茶を飲むと一年間無病息災で過ごせる」という言い伝えがあります。新茶の収穫は、4月上旬に温暖な鹿児島からはじまり、桜前線のように日本列島を北上していきます。縁起物でもあり、体への栄養価も高く、みずみずしさを感じ旬の味わいが堪能できる「新茶」を楽しんでみませんか? 新茶のおいしい入れ方をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

市川 雅恵

執筆者:市川 雅恵

お茶/日本茶ガイド

新茶のおいしい入れ方

新茶は香りを楽しむもの。青葉アルコールという特有の香りは、お湯で抽出しないと出てきません。やや熱めの80℃くらいのお湯でサッと抽出すると若葉のさわやかな香りと新茶の旨みが楽しめます。

手順1:急須に大さじ1杯の茶葉を入れます。
新茶の入れ方手順1

一人分でも茶葉はたっぷり

手順2:沸騰したお湯を湯呑に入れます。必ず沸騰させたお湯を使います。沸騰してカルキ抜きをすれば水道水が適しています。
新茶の入れ方手順2

必ず沸騰したお湯を使用

手順3:湯呑のお湯を静かに急須に入れます。
新茶の入れ方手順3

適温の湯を急須へ

手順4:急須のフタをして約30秒待ちます。
新茶の入れ方手順4

旨みが溶け出す時間です

手順5:味が均一になるように少しづつ湯呑に注ぎわけます。
新茶の入れ方手順5

少しづつわけて注ぎます

手順6:最後の一滴まで絞り切りましょう。
新茶の入れ方手順6

最後の一滴まで絞り切るのがおいしさのポイント

手順7:急須にお湯を残さないことで二煎めもおいしく飲むことができます。二煎めを飲むときは、急須を軽くたたいて茶葉を平らにしてから直接お湯をいれて、すぐに湯のみに注ぎます。一煎めで茶葉が柔らかく開いているので抽出の待ち時間は不要になります。
新茶の入れ方・出来上がり

出来上がり!

若葉のさわやかな味わいはこの季節だけのものです。丁寧にいれた新茶は、短い時間でもほっと一息つけて、心と体に染みわたりますよ。

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