イタリアンの基本/簡単イタリアンレシピ

ポマローラソースのレシピ! トスカーナの郷土食

トスカーナの郷土料理である「ポマローラ」は保存食としても親しまれているトマト系ソースです。たくさんの野菜を使うことから、旨味たっぷりのソースなので、いろいろと汎用性も高く使用できます。今回はポマローラソースのレシピをご紹介いたします。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ポマローラソースのレシピ! トスカーナの郷土食

所要時間:60分

カテゴリー:ご飯・麺・粉物パスタ

ポマローラソースのレシピ

ポマローラソース。なんともかわいらしい名前です。これはトスカーナの郷土料理で、一般的には家庭料理として、各家庭によって味付けが違うとか。そして、このポマローラソースは有名であっても、トスカーナ地方以外ではお見かけすることがとても難しいのです。作り方もとっても簡単で、トマトを主体として野菜をぐつぐつ煮込んでペースト状にするだけ。保存食として保存できるので、なにかと重宝するソースです。
 

トスカーナの郷土食 ポマローラの材料(トスカーナ郷土食 ポマローラ)

トスカーナの郷土食 ポマローラ
トマト800g
たまねぎ1個
にんじん1本
セロリ1本
バジル5枚
イタリアンパセリ3枝
エクストラバージンオリーブオイル大さじ3杯
小さじ1杯

トスカーナの郷土食 ポマローラの作り方・手順

トスカーナの郷土色 ポマローラ

1トマトを切る

トマトは皮を湯むきし、種を取り除き、ダイスカットにしておく。
トマトは皮を湯むきし、種を取り除き、ダイスカットにしておく。

2底の厚い深鍋にタマネギ、セロリ、にんじんを入れ、火を付ける

底の厚い深鍋にオリーブオイルをしき、トマトの大きさ位に切ったタマネギ、セロリ、にんじんを入れて、軽くオイルに混ぜ合わせてから火をつける。
底の厚い深鍋にオリーブオイルをしき、トマトの大きさ位に切ったタマネギ、セロリ、にんじんを入れて、軽くオイルに混ぜ合わせてから火をつける。

3トマトを入れ、塩をし、中火にかける

2の野菜で、タマネギが透き通ってきたら、トマトを入れ、塩をし、中火にかけて、フタをする。トマトがクタクタになってきたら弱火にかえ、時々フタを開けて底に焦げ付かないように混ぜて、煮込んで45分位したら、バジルの葉とイタリアンパセリの葉を入れる。
2の野菜で、タマネギが透き通ってきたら、トマトを入れ、塩をし、中火にかけて、フタをする。トマトがクタクタになってきたら弱火にかえ、時々フタを開けて底に焦げ付かないように混ぜて、煮込んで45分位したら、バジルの葉とイタリアンパセリの葉を入れる。

4パスタに絡める

クタクタに煮込んだ3をロボクープやミキサーにかけてペースト状にし、瓶で保存するか、塩をしたたっぷり目の湯でアルデンテに茹でたパスタに絡めて頂く。
クタクタに煮込んだ3をロボクープやミキサーにかけてペースト状にし、瓶で保存するか、塩をしたたっぷり目の湯でアルデンテに茹でたパスタに絡めて頂く。

ガイドのワンポイントアドバイス

トマトが大量に手に入らない場合、水煮缶で代用可能です。保存食にする場合、瓶を熱湯で煮沸して保存する方法をとりますが、日本では湿気がコワイので、冷蔵庫保存をオススメします。煮沸保存しない場合は、冷蔵庫で1週間程保つことができます。パスタだけでなく、トンカツ系の衣のある揚げ物のソースや、そのままカナッペにしても美味しく頂けますが、ソースにそれほど塩をしてないのが特長なので、パスタを茹でるときには塩をしっかりとし、他の場合も塩味を追加してください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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