吹抜けの回遊生活［東村山の家］(2ページ目)

吹抜けの周りを巡る生活

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1. 2階から見た吹抜け。白い壁は漆喰塗り。奥（西側）は約3帖のスタディールーム。 2. 子供室から吹抜け越しにリビングを見る。 3. リビングからピアノの置かれた北方向を見る。右（東側）のダイニングには床下大収納がある。

この家の中心を貫くのは大きな吹抜けです。全ての部屋はここに面しています。明るい中庭のような吹き抜け空間を中心に、スキップしながら周りに5つの床レベルが展開しています。ハイサイドから高窓をあけ、採光も確保しています。
家の周りを周遊する廊下のような大きな動線と、動線をショートカットする機能と造形を併せ持った半螺旋の「オブジェ階段」が、吹き抜けの中心に軽く浮くように立ち上がっています。周りのスペースはさらに外の空間とつながり、緑や空や家族の風景とつながっていきます。

◆建築データと建築家プロフィール