アロマテラピー/アロマテラピー活用術・楽しみ方

アロマでプチ鬱を解消!

梅雨時期は、空模様と同じく気分も沈みがち。どことなくやる気がおきない「プチ鬱」な心境をアロマオイルの香りでさわやかに気分転換してみませんか? 先ずは香りを嗅ぐ「芳香浴」でOK! これからの季節陥りがちな「プチ鬱気分」を明るくしてくれるアロマオイルを紹介します。

橋本 裕子

執筆者:橋本 裕子

アロマテラピーガイド

「プチ鬱な気分」はアロマですっきり解消!

じめじめした梅雨の季節は気分が塞ぎがちになります

じめじめした梅雨の季節は気分が塞ぎがちになります

例年より早く東京も梅雨入りしましたね。これからの季節は、気圧の変化も激しく自律神経のバランスも崩れがちになります。

空模様もどんよりした日が多くなり、日光に当たる機会が少なくなることから、「なんとなくやる気が出ない、気分が優れない」という「プチ鬱な気分」になりやすい季節です。

アロマはそんな「プチ鬱な気分」を解消するサポートとして、とても役立ちます。アロマオイル(=精油)の香りが大脳に直接刺激を与えてくれるので、好きな香りを嗅ぐと、直感としてすっきり感を感じることができるからです。

今回は、そんな「プチ鬱な気分の解消」に役立つアロマオイルについて紹介します。

※アロマオイル(=精油)について、以下本文中はアロマオイルのみで表記します。

「うつ」とは?

悩みを抱えると様々な不調が体に現れます

悩みを抱えると様々な不調が体に現れます

「プチ鬱な気分」は「あ~凹んじゃった」と誰しもが様々な理由で陥る感覚だと感じています。しかしながら、これが繰り返されることで、自分でも気づかないうちに本当に「うつ病」として苦しむケースがあるそうです。

悩みが続くと、悩みのある状態に慣れてきて、本人は前向きに頑張っているつもりでも実はダメージを受けて気付かないうちに体に症状があらわれてくることがあるそうです。

下痢や頭痛などが続いた場合、症状だけを考えて「何かの病気かも?」 と受診しても、体は全く異常がないのに不快な症状が進んでしまう状況が治まらないことから「うつ病」だと気付くケースがあるそうです。

そもそも「うつ」とは気分障害なのだそうです。よって、「プチ鬱な気分」が「うつ病」にならないようにするには、自分で気分の切り替えのスイッチを入れる方法を知っておくことなのだと感じます。

参考までに、下記のような心の症状が主なものなのだそうです。
※人によって様々な症状があります

<うつの主な心の症状>※症状の軽い順
・興味や喜びの喪失
・食欲障害
・睡眠障害
・疲れやすさ
・気力の減退
・強い罪悪感
・思考力や集中力の低下
・死への思い

これに伴って体に現れる症状が以下です。

<うつに伴って体に現れる症状>※症状の軽い順
・頭痛、腹痛、腰痛などの痛み
・倦怠感
・肩こり
・食欲不振
・胃腸障害(下痢、便秘)
・発汗
・息苦しさ

実は女性の方が男性より2倍の確率で陥りやすいのだそうです。女性ホルモンが関係しているようですが、生理前のイライラやブルーな状態も「プチうつ」と言えるのかもしれませんね。

【参考文献】『その習慣を変えれば「うつ」は良くなる!』 
著者 佐々木司 
発行所 株式会社講談社

>次のページでは「プチ鬱な気分」を解消するのに役立つアロマオイルについて紹介します

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