コーチング/信頼関係作り

こんな人にイライラしていませんか?

思わず「話が違うじゃないか!」と言いたくなる相手やシーン、あなたにも覚えがありませんか? 締め切りを守らない、話し合いの結果と違うことを平気でし出す、話が保留のまま……。でもその原因、あなたにもあるかも知れません。

平野 圭子

執筆者:平野 圭子

コーチングマネジメントガイド

 話が違うじゃないか!

コーチング

相手を責めたくなるほどいらいらしたら考えてみよう

・締め切りを守らない部下
・やるやるといいながらいつまでも約束を実行しない上司
・話し合いの結果とはまるで違う行動をとるチームメンバー
・話すたびに話がコロコロと変わる相手

思わず「話が違うじゃないか!」と責めたくなる相手もしくはシーン。あなたにも体験はないでしょうか。
  • 約束を守らない
  • 締め切りを守らない
  • 話し合いの結果を反古にした行動
  • 相手のことも考えずコロコロと変わる 
これは確かに非のある行動、少なくとも改善が望ましいあり方でしょう。あなたが、「話が違うじゃないか!」と言いたくなるのも仕方ないかもしれません。なんとか相手に変わってほしい、もしくはもうそんな相手とは付き合いたくないと思っているかもしれません。

しかし、ここでちょっと考えてほしいことがあります。

それは、「話が違うじゃないか!」のその話、相手も「同じ話」だと思っていたのでしょうか?

本当に話は「違っていた」のかも!?

少し、質問を変えてみましょう。

「あなたはその相手と約束や締め切り、話について実際に同意をとりましたか?」

「あなたと相手の間の同意のレベルはどのくらいだったでしょう?」

「相手は本当に同意していたのでしょうか?」

「同意するという状態をつくり出すために、あなたは具体的にどのような言動をしたでしょうか?」

そういえば……
  • なんとなく同意した気になっていただけかもしれない
  • 同意をとるために具体的には特に何もしていない
  • そもそも同意をとるプロセスなんてなかった
としたら、今からご紹介する内容がイライラのない関係性づくりをお手伝いできる可能性があります。

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