家族旅行・子連れ旅行/村田和子式 親子の「旅育」メソッド

旅育メソッド~はじめに~:親も楽しみ学ぶ。子どもは旅仲間

全国47都道府県を旅した 村田和子式 親子の「旅育」メソッド。「旅育」を実践するためには、親自身が旅を楽しむ姿勢も大切です。子どもは親をよく見ています。から、心して臨みましょう。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

「旅育」は教えるのではなく、子どもが自ら考え動くのをサポートする、見守る姿勢が大切です。その為の心構えとして2つ、最初にお伝えしておきます。

ひとつは、子どもに旅育をさせるのではなく、親も旅を楽しみ学ぶこと。例えば、メソッド2「役割や目標」は、親御さんも宣言して一緒に頑張りましょう。また積極的に「空が綺麗だね」「すごい、面白いものがあるよ」など、発見や疑問を声にして語りかけると、自然と子供も真似をします。
 
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トマトの中に隠れているのは?だれだ?

また当たり前ですが、旅のマナー(挨拶や公共交通機関などの過ごし方)も、親がしっかりできてこそ、子どもの身に付きます。子どもは親をよく見ていますから、心して臨みましょう。


 
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「ほら、トカゲの赤ちゃんだよ」という声に子どもは興味津々

また旅先ではアクシデント……例えば「列車が運休した」「病気になった」「物を壊した」等に遭遇することも少なくありません。こういった場面でも、プラス思考で冷静に行動をすることで、子どもの生きた知恵となります。

私の経験からいうと、アクシデントはその時は大変ですが、不思議と子どもの心には「皆で大変だけど頑張った」というプラスの体験として残ることも多いもの。旅のピンチは「旅育」のチャンスです。

そして、子どもとは親子という縦の関係ではなく、フラットに旅仲間として接しましょう。
子どもだからわからない……ではなく、しっかりと報告・連絡・相談をすることを心がけて。旅仲間として接すれば、何かして欲しいことがあるときも、「〇〇しなさい」ではなく「〇〇してくれる?」となるはずです。子どもを子ども扱いせず、ひとりの人格として接することで、言葉がけもかわり、それに応じてお子さんの反応も変わります。ぜひ、お試しくださいね。

※この記事は、All Aboutまとめ「村田和子式 親子の「旅育」メソッド」として、複数記事で展開するコンテンツのひとつです
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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