家族旅行・子連れ旅行/村田和子式 親子の「旅育」メソッド

旅育メソッド3:旅先で家族別々に過ごす時間を作る

全国47都道府県を旅した 村田和子式 親子の「旅育」メソッド。家族旅行といえば、家族一緒に行動するのが一般的ですが、本メソッドでは、数時間でも家族が別々に過ごすことを提案します。昨今は、子ども向けの体験プログラムがホテルや自治体などで多く開催されていますので、積極的に活用しましょう。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

家族旅行といえば、家族一緒に行動するのが一般的です。でも、本メソッドでは、数時間でも家族が別々に過ごすことを提案します。昨今は、子ども向けの体験プログラムがホテルや自治体などで多く開催されていますので、積極的に活用しましょう。

シェフ

ホテルの子供向けシェフ体験。現在はこういったイベントも多い

別々に過ごすメリットは、子どもが本当の意味での非日常に身を置くことにあります。旅行といっても家族で行動をしていれば、子どもにとっては日常の延長上でしかありません。せっかく旅に出たのなら、いつもと違う環境で過ごす方が得るものは断然多くなります。また子ども目線での体験の数々は、学びも多いもの。親と別れて過ごしたことも自信につながりますし、初対面の子供たちと交わることで、社会性や協調性、自立性なども期待できます。

キッズクラブ

海外ではキッズクラブも多い。言葉は通じなくても心は通じる!

さらに、別れて過ごした後は、自然とどんなことをしたか体験を語ることになりますよね。子どもは親が知らない自分の経験を伝えようと試行錯誤し、論理的思考や表現力(コミュニケーション力)が育まれます。またそれぞれで過ごした時間を共有することで、思い出が2倍3倍になります。

また親御さんも、自分の時間が出来るため、リフレッシュできる等、実はとてもメリットがあります。「まだ小さいので難しい」「適当なプログラムがない」場合には、「お父さんと子どもは一緒に、お母さんは一人で過ごす」等、家族がグループに分かれてみるのもいいでしょう。

別々の時間を過ごすメリット~まとめ

  • 非日常の環境で多くの刺激を受ける
  • 初対面の子供たちと交わり、社会性や協調性、自立性などが芽生える
  • 親の知らない自分の経験を伝えようと試行錯誤し、思考や表現力が鍛えられる
  • お互いの経験を共有することで、旅の思い出が2倍、3倍になる

※この記事は、All Aboutまとめ「村田和子式 親子の「旅育」メソッド」として、複数記事で展開するコンテンツのひとつです
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます