転職のノウハウ/転職のノウハウ関連情報

どんなエージェントなら信頼してもいいのか

転職活動の成否は、エージェントをうまく味方につけられたかどうかにかかっています。上手にエージェントを働かせて、転職を成功させましょう。

小松 俊明

執筆者:小松 俊明

転職のノウハウ・外資転職ガイド

エージェントサービスの最低条件

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無理強いするエージェントは気をつけよう

デキるエージェントなら、求職者のためにここまでのことをしてくれるという、いわばエージェントのサービスに期待すべきポイントをリストアップしてみたいと思います。これによって、皆さんが今後出会うエージェントが果たしてどれだけ真剣に職務を全うしているか、彼らが何を怠慢しているのかなどを具体的に確認して頂けるようになることでしょう。

ちなみに、この記事をすべて読む時間のない人には、次の3つのポイントだけでも、気をつけて頂けばよいでしょう。

ポイント1:一度にたくさんの求人案件を紹介してこないこと
ポイント2:応募を無理に急がせないこと
ポイント3:必ず面談をすること

もし皆さんにアプローチをしてきたエージェントが上の条件をひとつでも満たしていない場合、これからお話しするエージェントの役割を果たしてくれない可能性はかなり高まりますから要注意です。

求人案件の紹介から応募まで

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エージェントは変えても大丈夫

実際に求人案件に応募してもらうまでの間に、エージェントは応募者と密に連絡を取りながら、できるだけ詳しく求人情報を探り、応募書類を手直しする必要があります。また得られた情報に基づいて、書類選考に通過するための戦略をたてることになります。

実際は、応募者が用意した経歴書をただ急いで求人企業にメールするだけというエージェントが多いため、求職者の方は要注意です。下準備を十分にしてくれないエージェントからの応募は取りやめて、他のエージェント経由で同じ案件に応募したほうが求職者は利することが多いことでしょう。

書類選考から面接準備まで

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面接フィードバックに注目

書類選考に通過したことがわかった時点から、一次面接までの面接準備のステージが一番大切です。エージェントの中には書類選考に通ったことを喜び勇んで連絡してきたものの、あとは面接日程の調整だけして終わりにしようとする人がいます。もしそうしたエージェントにあたってしまったら、求職者の方はなんとかエージェントに働きかけて、面接までの間に求職者にとって有益な情報を入手してもらいましょう。

特に見落としがちなのは、書類選考が通過したことで喜んでしまって、実際に何が評価されたのか、何か懸念点であるかを把握することを忘れてしまうことがあります。ここでリアルな情報がつかめた場合、面接対策のレベルは高まります。
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