そもそも酵素ダイエットって本当に痩せるの？

そもそも酵素ってな～に？

酵素とは、食べ物を小さく分解して消化したり吸収した栄養素をエネルギーに変えたり、代謝を促したり、そのような体の中の様々な化学反応を促す物質のことを指します。もっとわかりやすい例えで言うと、2枚の板をつなげるには接着剤や釘を使う方法がありますが、板をつなげるこの接着剤や釘が酵素と同じ役割を果たしています。

つまり、酵素は固体と固体を合体させて化学反応を起こさせる手伝いをしているのです。酵素がなければ、食べたものを細かく分解したり体内に吸収したり、脂肪を燃やす作業ができなくなるので、人間は生きていけなくなります。

食事から摂ったカルシウムを体内に取り込み、そのカルシウムが骨の材料として骨に吸収されるのもそれは酵素の働きのおかげです。体に蓄積した脂肪を燃やしてくれるのも、酵素が体の中で化学反応を起こしてくれているおかげです。

このように見ると、酵素は人間の体にとって絶対不可欠ということがわかりますよね。

酵素の種類

酵素は大きく分けて2種類あります。1つは、食べた物を消化する消化酵素。ご飯を食べると、唾液に含まれるアミラーゼという酵素がご飯を分解して消化しやすい形に変えますが、このアミラーゼも消化酵素です。

もう1つは、食べ物から摂取した栄養素を体内で活用しやすい形に変えたり代謝を促す代謝酵素です。

≫酵素は何に含まれているの？