水まわり設備/水まわり設備のリフォーム

リフォームにオーダーキッチンは相性抜群?!

キッチンリフォームを考えることは楽しいもの。しかし、最新のシステムキッチンを設置したからといって、生活が便利で豊かになるわけではありません。動線や各室との関係、予算、広さ、ライフスタイルに合うかなど、様々な要素を充分に検討し、整理することが必要です。

執筆者:吉田 武志

キッチンリフォームを考えることは楽しいもの。しかし、最新のシステムキッチンを設置したからといって、生活が便利で豊かになるわけではありません。動線や各室との関係、予算、広さ、ライフスタイルに合うかなど、様々な要素を充分に検討し、整理することが必要です。

キッチンは、大きく分けると3種類あります

  1. 置き型キッチン
  2. システムキッチン
  3. オーダーキッチン
それぞれに特徴があり、メリットとデメリットがあります。
どのキッチンが自分達の生活に合うのか?見てみましょう。


1番リーズナブルなのは、「1.置き型キッチン」

各水まわりメーカーから発売されている、流し台、ガス台、調理台の各キャビネットが分割されたキッチンです。設置する場合も固定するのでなく、並べるだけ。

置き型キッチン

置き型キッチン。設置する場合も固定するのでなく並べるだけ。メリットは、価格が3種類の中で一番リーズナブルなこと。(タカラスタンダード) 


メリットは、価格が3種類の中で一番リーズナブルなこと。置くだけなので、古くなったら交換しやすいこと。交換しやすいので、今でも共同住宅などで多く使われています。

この置き型キッチン。20~30年前に建てられた住宅では、当時流行りの出窓に面して設置されていることが多く見られます。置き型キッチンの奥行は、55センチと決まっており、この寸法は、身長160センチ程度の女性が出窓を配膳台に使うことが出来るベスト寸法でした。

一度、置き型キッチンと出窓の使いやすさに慣れると、システムキッチンの標準的な奥行寸法65センチだと出窓は遠くなり使いにくくなります。以前リフォームを担当した方の中には、出窓を使いたいが故に、システムキッチンでなく、オーダーメイドキッチンにして天板の奥行を55センチにした方もいました。

デメリットは、キャビネットが分割されているので、天板に隙間が出来て掃除がしにくいこと。デザインの種類が少ないこと。ショールームに設置されていることがほとんど無い為、既製品なのに実物を見ないまま設置されることです。

次のページでは、置き型キッチンのデメリットを解消できる、システムキッチンについてお話します。
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