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全国の湖の中でも、屈指の深さと透明度を誇る・本栖湖

富士五湖のひとつ、本栖湖(もとすこ)は、全国の湖の中でも屈指の深さを誇り、透明度も高いので、実は淡水のスキューバダイビングのポイントとしても知られています。メジャーな河口湖などと比較すると、落ち着いた雰囲気の漂うエリアなので、大自然のもとでのんびりとアウトドアを満喫したり、お子さんと一緒に自然観察を楽しんだりするには最適のエリアです。

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落ち着いた雰囲気ただよう、のんびりエリア

本栖湖(もとすこ)

本栖湖(もとすこ)

富士五湖のひとつ、本栖湖(もとすこ)は、全国の湖の中でも屈指の深さ(121.6m)を誇り、透明度も高いので、実は淡水のスキューバダイビングのポイントとしても知られています。ゆらめく水草群、溶岩流、沈木、鮎やオイカワの群れ、ブラックバスや巨大な鯉など、海の中とは異なる独特の雰囲気を味わうことができます。

春夏秋冬、瑠璃色と表現されるその美しい湖面と、大自然との織りなす風景は見事で、千円札の裏面に使われている絵柄は、この本栖湖の北岸からのものなのです。スキューバダイビングをしなくても、本栖湖を巡る遊覧船、潜水艦型遊覧船「もぐらん」なら、船底窓から湖に棲むヒメマスやニジマス、ウグイなどが泳ぐ姿を観察することもできます。 

また、湖面でのウォータースポーツもさかんで、釣りやカヌー、ウインドサーフィン、ボートなどを楽しみに訪れる観光客も多い湖です。

本栖湖の湖畔にはキャンプ場があり、気候のよいハイシーズンは、いい設営場はいち早くキープしないといけないほど、多くのアウトドア派の若者や家族連れなどで賑わいます。

竜ヶ岳には、富士山にまつわる伝説が残る

竜ヶ岳には、富士山にまつわる伝説が残る

そして、本栖湖の南側にある「竜ヶ岳」は、本栖湖からある日突然現れた龍が「近いうちに富士山が噴火する」とお告げをして、ここの山頂から天に昇って行ったという伝説が残っている山です。

標高1485mの山で、大人の足ならおよそ2時間ほどで山頂にたどり着くことができます。天候に恵まれれば、山頂からは目の前に迫る見事な富士山や、緑濃い青木ヶ原樹海、壮大な南アルプスなどの大パノラマを眺めることができます。

本栖湖は、メジャーな河口湖などと比較すると、落ち着いた雰囲気の漂うエリアなので、大自然のもとでのんびりとアウトドアを満喫したり、お子さんと一緒に自然観察を楽しんだりするには最適のエリアです。

また本栖湖の東岸のほうには、ドライブインや食事やお土産処、駐車場が集まっています。

■本栖湖(もとすこ)
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町 及び 南巨摩郡身延町
アクセス:河口湖駅よりバスで本栖まで約1時間
URL:http://motosuko.com/

※データは記事公開時点のものです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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