日本でブライズメイド&アッシャーを交えたウェディングの準備をするには?
もはや定番と言ってもいいゲスト参加型のウェディング。大切な友人たちにブライズメイドや、アッシャーとして挙式に参加してもらうウェディングスタイルも人気上昇中です。小栗旬さんと山田優さんの結婚式でも、お2人の親しい友人(しかも豪華な顔ぶれ!)がブライズメイド&アッシャーを務められていました。特別な1日を友人たちと一緒につくり上げることで絆も深まり、より思い出に残るウェディングになるはずです。
揃いの衣装を着たブライズメイド&アッシャーが数人いるだけで“絵”になり、オシャレ度もアップ! 写真の華やかさも格別で演出も盛り上がります。
そんなブライズメイド&アッシャーについてと、ブライズメイド&アッシャーを交えたウェディングの準備をチェックしていきましょう!
【INDEX】
ブライズメイド&アッシャーの由来とは?
ブライズメイドとは? 人数やメンバーは?
ブライズメイドのドレスは? 何を着るの?
アッシャーとは? 人数やメンバーは?
アッシャーの衣装は? 何を着るの?
ブライズメイド&アッシャーの人数やメンバーを決めよう
ブライズメイドのドレスを手配する方法
ブライズメイドのドレスはいつ探す?
ブライズメイドのドレス選び、衣装選び
ブライズメイドの衣装代は誰が負担するの?
ブライズメイド&アッシャーの由来とは
キャサリン・ハイグル演じる主人公ジェーンが27着ものブライズメイド姿を披露する映画「幸せになるための27のドレス」。個性的なウェディングスタイルや、ブライズメイドドレスが登場します。 |
他にもいろんな由来がありますが、映画「幸せになるための27のドレス」でも描かれていたように、ブライズメイドは花嫁のサポートになり、また会場の華にもなる存在。
ブライズメイド&アッシャーをたてることは、友人や兄弟姉妹、従兄弟など、大切な人たちに結婚式を参加してもらうことになり、花婿花嫁だけでなく、ブライズメイド&アッシャーにとってもよい思い出になるでしょう。
ブライズメイドとは? 人数やメンバーは?
ブライズメイドとは花嫁の立会人、付添い人として結婚式に参加する女性のことです。花嫁の姉妹、従姉妹、友人などの独身女性から、アッシャー(花婿のサポート役)と同じ人数が選ばれます。ブライズメイドのリーダーにあたるのがメイドオブオナー。花嫁の介添え役のことで、花嫁の最も信頼できる姉妹、従姉妹、友人の中から選ばれます。ちなみに独身女性はメイドオブオナー、既婚者が選ばれた場合はマトロンオブオナーと言われます。
日本の挙式では、花嫁のドレスの裾をなおしたり、指輪交換の際に花嫁のブーケやグローブを預かったりといったサポートが一般的で明確な決まりはありません。それでも緊張しがちな挙式で大切な人たちにサポートしてもらうことは、花嫁にとってこれほど心強いことはありません。またブライズメイドをお願いされた姉妹や従姉妹、友人にとっても、あなたの結婚式に何かしら関われることは嬉しいことですよね!
ブライズメイドのドレスは? 何を着るの?
ブライズメイドは花嫁が選んだドレスを着て、ブーケを持ちます。ブライズメイド全員がまったく同じデザインのドレスを着ることもあれば、デザインが微妙に違うドレスを着たり、カラーだけが同じドレスを着たりと、花嫁の結婚式のテーマや、テーマカラーなど結婚式のスタイルによって違います。ブライズメイドがもつブーケも花嫁が用意します。費用のことだけを考えると花嫁は少し大変かもしれませんが、友人たちとドレスを着て挙式に参加できること、挙式やパーティが華やかになることはもちろん、フィッテングや挙式前の準備段階も楽しむことができます。また挙式に参加してもらって、一緒に挙式をつくり上げることは、ブライズメイドをお願いした友人にとっても、あなたの結婚式が忘れられない思い出になるでしょう。
アッシャーとは? 人数やメンバーは?
ブライズメイドやアッシャーとして挙式に参加すれば、友人の結婚式もより感慨深いものになるはず!【写真協力:エクラ銀座 Bridesmaids】 |
アッシャーのリーダーにあたるのがベストマン。挙式&披露パーティを通して最も名誉な役割と言われています。おもに花婿の親友、最も信頼できる人がベストマンをおこない、欧米では挙式中の花婿の介添えから、パーティの乾杯の挨拶までこなすという、重要かつ目立つ存在でもあります。
ベストマンは1名、アッシャーは2名から5名程度選びますが、ブライズメイドと同人数にします。退場シーンではブライズメイドをエスコートするのが一般的。私が以前、担当したカップルの結婚式では、アッシャーとブライズメイドからカップルが誕生したことも!
独身の友人が多い花婿花嫁さまは、こんなステキな出会いのシーンを提供して、幸せのお裾分けをしてあげることもアリじゃないでしょうか?
ちなみに日本の結婚式におけるアッシャーの役割は、会場によっても違いはありますが、結婚証明書に立会人としてサインをしたり、指輪交換の際に花婿のグローブを預かったりといったサポートが一般的です。
アッシャーの衣装は? 何を着るの?
アッシャーも基本的には全員、同じスタイルの装いで挙式に参加します。タキシードやモーニング、日本の挙式ならスーツで参加してもいいでしょう。さらに花婿と同じようにブートニアをつけます。ブライズメイド&アッシャーのメンバーを決めよう!
まずはブライズメイド&アッシャーの顔ぶれを決めましょう。メンバーは親しい友人や兄弟姉妹、または従兄弟・従姉妹などが一般的。ブライズメイドをやってもらいたい、あなたにとって大切なゲストにお願いしましょう。花婿は男性(アッシャー)で、花嫁は女性(ブライズメイド)でメンバーを構成します。ブライズメイド&アッシャーは同人数で、それぞれ2~5名ぐらい。ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングでは花婿の弟ヘンリー王子と、花嫁の妹ヒッパさんがそれぞれの付添人だったように1名ずつでもOK(ベストマン&メイドオブオナーともいわれます)です。
花嫁サイドはすべて花嫁側の関係者でメンバー構成をしてもいいのですが、たとえば花婿の妹さんがいらっしゃれば、花嫁側のブライズメイド・メンバーに加わってもらってもOK。花婿花嫁の兄弟姉妹が既に結婚していたら、ご夫婦でブライズメイド&アッシャーに参加してもらってもよいでしょう。
本来ブライズメイドは独身女性といわれますが、最近では限定されません。既婚者でも花嫁にとって大切な方であれば、ぜひブライズメンバーに加わってもらいましょう。
またベールガールやリングボーイには大きすぎる甥っ子や、姪っ子たちに加わってもらうのもステキ! いずれにせよ、衣装の手配もあるのでブライズメイド&アッシャーをお願いする場合は早めに本人に伝えましょう。
ブライズメイドのドレスを手配する方法
ブライズメイドのドレスは、花嫁と同じく購入、またはレンタル手配となります。既製ドレスなら百貨店など普通のアパレルショップでも、オンラインショップでも購入可能です。さらにチェックすべきはドレスショップ。花嫁や花婿のドレスだけでなく、ブライズメイドやアッシャーの衣装や小物を取り揃えているドレスショップもあります。まずは花嫁自身がお世話になっているドレスショップに問い合わせてみましょう。
ショップによって手配方法は様々ですが、たとえばワタベウェディングではブライズメイドの衣装やアッシャーの小物類をレンタルでき、インポートドレスを取り扱うエクラでは、ブライズメイドドレスのオーダーメイドが可能。他にもブライズメイドの衣装を専門に扱うドレスショップもあるのでチェックしてみてくださいね。
ブライズメイドのドレスはいつ探す?
ブライズメイドの衣装を用意するなら、挙式のおよそ3ヶ月前にはドレスチェックを始めて! 挙式の3ヶ月前はちょうど招待状の打合せが始まるころなので、招待状準備のスタートが合図です。最も手配に時間がかかるオーダーメイドや色やサイズを選べるカスタムメイドになると、挙式の3ヶ月前ぐらいが妥当。オーダーでも3週間ほどで仕上げてくれる場合もありますが、追加料金がかかったり、ある程度デザインが決まっている場合がほとんどです。
挙式まで時間がない! という花嫁は、既製のドレスやレンタルのドレスを探す方が賢明です。既製ドレスの購入であれば気に入るドレスとサイズがあるか、という問題だけなので挙式直前でも可能。レンタルの場合も既製ドレスと同じく、サイズと好みのドレスが残っているかという点が気になりますが、挙式直前でも手配できます。
ただカラーの指定やデザインのしばりがあるなど、決まりごとがあるブライズメイドの衣装を探すなら、やはり3ヶ月ぐらい余裕をみておいたほうが無難です。
ブライズメイドのドレス選び、衣装選び
基本的にブライズメイドの衣装は“ユニフォーム”だと考えてください。ブライズメイドがまったく同じドレスを着ることもあれば、ドレスの色だけ統一してデザインなどは自由にすることも、またその逆もあります。ゲストの装いとしてはNGカラーである白も、ウェディングのテーマカラーが白だったり、花嫁の希望でブライズメイド全員が白ドレスを着ることは珍しくありません。またピンクのドレスといっても、まったく同じ色にすることもあれば、ひとりはサーモンピンク、もうひとりはホットピンク……といったように同系色でまとめることもあります。すべてはウェディングのテーマやコンセプト、さらにテーマカラーに沿って考えましょう。
ドレスが決まったら次はブーケです。ブライズメイドたちのブーケも装花の打合せでオーダーすることを忘れないで! 一般的に花嫁よりも少し小ぶりのものを、ドレスに合わせて準備します。花嫁のブーケとまったく同じ必要はないですが、テイストには一貫性を持たせましょう。ヘッドドレスなどのアクセサリーも必要に応じて用意しておきます。
ブライズメイドの衣装代は誰が負担するの?
一般的には花嫁がブライズメイドの衣装代を負担します。欧米でもブライズメイドのドレスは花嫁が用意する(つまり支払いも花嫁)ことが一般的でしたが、最近はブライズメイドたちが自分たちでドレスの支払い等をすることも珍しくないそう。それは着たいドレスを選びたい、今後も着られるドレスを選びたい等の理由から。ただし衣装代はブライズメイドが各々支払ったとしても、ブーケなどは花嫁が用意します。
もし衣装代をブライズメイドにお任せするなら、くれぐれもメンバーの負担が大きくならないように! たとえばブライズメイドは手持ちのドレスでもよいから黒で揃える、といったように定番カラーを指定するなど、ゆるいドレスコードでブライズメイドたちが衣装を準備しやすいようにしましょう。ブライズメイドに衣装を任せても、お揃いのブーケやヘッドアクセ等は花嫁側で用意しましょうね。
その存在だけで結婚式に華やかさを加えてくれるブライズメイドですが、挙式中の役割だけでなく、花嫁と友人や姉妹たちが一緒にブライズメイドのドレス選びをする準備も大切な時間。皆でワイワイと試着をするのは花嫁にもブライズメイドにとっても、楽しく特別な思い出になるはずです。大切な1日のために、大切な友人や姉妹たちとステキな時間を過ごしてくださいね。
画像提供:
エクラ銀座 Bridesmaids
ワタベウェディング
ブランシュ・ネージュ