赤ちゃんの行事・お祝い/お宮参り

お宮参りの写真

かわいいわが子の健やかな成長を願う「お宮参り」は、日本の伝統文化である大切な行事。お宮参りの写真はいつ撮るなど、お役立ち情報をお伝えいたします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

お宮参りの写真はいつ撮るなど、お役立ち情報をお伝えします。ご参考までに。

お宮参りの写真はいつ撮る?

お宮参りの時期は男の子は生後31日目、女の子は生後32日とされていますので、写真もお参り当日に撮影されるのが一般的です。その際、早めに当日のスケジュールを決めておくとよいでしょう。

撮影はお宮参り当日に自分たちで撮ってもよいし、神社の近くの写真館を予約して、撮影してもらってもよいでしょう。写真館で撮ってもらう場合は、赤ちゃんの機嫌によって撮影時間も異なりますので、あらかじめどれくらい時間がかかるのかも確認していたほうがスムーズに進められます。

また、お参りの前に撮影するか後に撮影するかは、赤ちゃんの普段の生活で機嫌が良い時間等が分かれば、その時間に撮影の予約を入れてスケジュールをたててみてはいかがでしょうか。

撮影はお宮参り当日以外でもよい?

女児用着物

女児用着物 画像提供:FIRST STAGE

お参りと撮影を一日で済ませるのは慌ただしくて落ち着かないなら、別の日にゆっくり写真館で撮影されてもよいでしょう。またお宮参りの時期が真夏や真冬だと、撮影だけ先に済ませておいて、気候が良くなってからお参りされる方もいます。どれが正解ということはありません。ご家族皆さんでお祝いできる日を選ばれたらよいでしょう。

写真館で撮影される場合は、いいお日柄に集中するため予約が早く埋まってしまいますので、できるだけ早めに予約をしておきましょう。

お宮参りの写真の服装は?

男児用着物

男児用着物 画像提供:FIRST STAGE

男の子は羽二重の紋付で鷹や鶴などのおめでたい絵柄の「熨斗目模様」。女の子はちりめんの花柄や友禅模様の祝い着が本格的。祝い着は赤ちゃんを抱いているひとの後ろで結び、その紐にお守りをぶらさげる地域もあります。

以前は赤ちゃんに祝い着を着せた場合は、祖母や母親は紋付の礼装で付き添ったものでした。最近ではレンタル衣装を利用したり、ベビードレスにケープをかけるのが手軽で人気です。

パパはダークスーツ、ママは着物(色留袖や訪問着など)、洋服の場合はスーツかワンピースなど、ちょっとあらたまった服装にすればよいでしょう。赤ちゃんを抱っこして家族写真を撮影するので、ママやおばあちゃんは赤ちゃんの着物の色とかぶらないように気をつけてください。

ベビードレス

着脱が簡単なので、ベビードレスは赤ちゃんへの負担を軽減できます 画像提供:ベビーネットショップ

■ベビードレスを着用する利点
退院時や1ヵ月検診、お食い初めでも活躍でき、身内でのお披露目会など、たくさんある小さなセレモニーも含めて、ベビードレスなら気軽に着用できます。またお宮参り当日の授乳時、オムツ替えなどを考えると着脱が素早いケープやベビードレスは実用的で手がかかりません。

写真館でレンタルする利点は?

赤ちゃんの衣装が豊富な上、写真とセットになっているので、手軽に着物を着用できます。またクリーニングせずに、お参り後そのまま返却できる手軽さや保管の手間がかからないことです。

お宮参り後、次の七五三の時に着用する場合、初着はお直ししなければいけませんが、レンタルだと、その都度気軽にお気に入りの着物を選べます。


取材協力:FIRST STAGE(ファーストステージ)

                  ベビーネットショップ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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