外貨預金・外貨MMF/外貨預金ビギナーにおすすめの銀行&買い方

外貨預金は「TTS・TTB」の理解から始めよう

外貨預金の開設はお取引がある銀行で、インターネットで契約が可能な銀行が良いと思います。窓口開設だと通常業務で混雑しますし、インターネットの為替手数料にさらに1円かかってしまいます。また外貨預金を始めるには 「TTS・TTB・TTM」の3つの言葉をまずしっかりと理解する必要があります。この1円の手数料によって元金が損してしまいます。

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2通りの外貨預金の開設

・窓口
営業時間に窓口にて開設
インターネットの為替手数料(片道)にプラス1円かかります

・インターネット
普通口座があれば、インターネット上から開設可能な場合があります。
為替レートは常に変化するので、為替手数料が優遇され即取引できます。

始めやすい銀行

今お取引がある銀行が良いかと思いますが、窓口は通常業務で混雑しますので、できればインターネットで契約が可能か確認する。(キャンペーンがある場合なども確認)
東京三菱UFJ銀行を例にすると、
三菱東京UFJダイレクトではインターネット上で円→外貨、外貨→円への取引が可能です。また、海外送金も対応(契約必要)

銀行独自の手数料

銀行が外貨を売る、外貨を買う、この二つの取引に銀行手数料を含んだものが銀行で表記されるTTS、TTBです。※窓口では別途TTSプラス1円、TTBマイナス1円がかかります(通貨により異なる)
以前は銀行の為替レートがリアルタイムでなかったが、最近は秒ごとにスポットレート(現時点でのレート)を表示し、手数料も低くなりました。(手数料に関しては銀行、取引内容、通貨により異なる)
為替レートはリアルタイムレート、秒単位で変化しますので、買い時、売り時はすべて本人の意思決定が必要です。

預金に対しては下記の3つの言葉をまず理解することです。
銀行からみた目線の言葉になります。
TTS(外貨売りますよ)、TTM(仲値)、TTB(外貨買いますよ)
手数料は銀行ごとのTTM(仲値)を基準に、銀行独自の手数料を含んでいます。(取り扱う外貨で手数料は異なる)
USドルを例にすると
例)仲値85円の1USドルの場合
・TTS 86円(銀行から外貨を購入するレート)
銀行が外貨を手数料含めて高く売る。当然レートは手数料含みますので仲値より高くなります。
USD1ドル→86円で取引の場合(1円手数料と理解する)
1,000ドル預金するには\86,000円必要です。

・TTB 84円(銀行が外貨を購入して円にするレート)
銀行が外貨を手数料含めて安く買う。当然仲値より低いレートになります。
USD1ドル→84円で取引の場合(1円手数料と理解する)
1,000ドルを円に戻すと\84,000円になります。
2,000円損しましたね。預金時のTTSより上回らないと元金は減ります。
 

 


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