定年・退職のお金/【ユーザー投稿】退職金額の決まり方

退職金の基礎は「給与の額と勤続年数」

一般に退職金は、基本額×勤続年数+加算で計算するので長く勤めれば多くなります。自己都合であれば基本額しか出ませんが 会社都合の場合、かなりの加算を付けることが多いです。給与が退職金計算の基礎になるので、初任給の高い大卒や上場企業のほうが、高卒や中小企業よりも最終的な給与も高くなり、退職金も当然多くなります。

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「退職金」は人によって様々。勤続年数や退職の仕方でも変わります。

「相場」という質問には外れているかもしれません。退職手当は千差万別、人の数だけあるものではないでしょうか。

勤続年数や自己都合/会社都合といった退職理由

一般に退職金は、基本額×勤続年数で計算しますから、長く勤めれば多くなります。また、何十年も勤めていれば加算があるのが一般的です。

自己都合であれば基本額しか出ませんが (減額もあるかもしれない)、病気退職などの場合は加算が付くこともあります。会社都合の場合、これはニュースでよく見聞きすることですが、希望退職者を募るときなど、かなりの加算を付けることが多いですね。しかし、倒産寸前であれば、そういうことも期待できないでしょう。

職種や企業規模、民間企業/公務員の別

もらっている給与が退職金計算の基礎になりますから、職種が直接関係するわけではありません。給与が多い職種か、そうでない職種か、という問題です。

公務員の退職手当は法律で決まっていますから、情報を見ることができます。一般の人から見ればかなりの額です。民間では、一部上場企業であればほぼ公務員並み、あるいはそれ以上になることもあるでしょうか。中小・零細ですと、残念ながら給与も少なく、必然的に退職金も少なくなります。ないところもあるでしょう。

有名大学を出て一流企業や官僚を目指す、というのも当然のことですね。

学歴

あなたは大卒だから退職金をたくさんあげます、という話は聞いたことがありません。問題になるのは勤続年数と給与額ですから。ということになると、高卒で (あるいは中卒で) 長く働いたほうが有利に思えますが、大卒のほうが初任給も高く、最終的な給与も高くなり、退職金も当然多くなります。4年遅く就職しても高卒より生涯賃金が多くなるのは、よく知られた話です。

大学でしっかり勉強し、高い技術や資格を身につけ、よい就職先を見つける、というのが秘訣でしょう。
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