旅の準備・お得・便利/交通手段の技ありテクニック

新幹線・特急列車が運休・遅延! どうする? 台風・悪天候に備える(JR編)(2ページ目)

ここ最近、大雨や大雪などの異常気象で、交通機関のダイヤが乱れることが見受けられます。個人旅行が増え、こういったアクシデントを自ら解決しなくてはいけない場面も多くなってきました。今回は、利用者のいざという時の心得をご紹介します。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

1. 運休・遅延でも慌てない! 3つの心構え

まず最初に「覚えておきたい、いざというときの心構え」を紹介します。頭の片隅に置いておくだけで、万一の時も安心。是非ご一読ください。
 

その1. 運行情報は、駅係員もしくはホームページで

運休や遅延の状況は、駅係員に聞くのが一番ですが、窓口が混雑していて難しい場合も多いもの。そんな時は、各企業のホームページの運行状況を確認しましょう。かなりタイムリーに更新されるので、こちらを見ておくと安心です。

JR北海道 列車運行情報
JR東日本 列車運行情報
JR東海(東海道新幹線)列車運行情報
JR東海 列車運行情報
JR西日本 列車運行情報
JR四国  列車運行情報
JR九州  列車運行情報
 

その2. 切符の種類を確認しよう

なにげなく、いつも利用している切符ですが、実はアクシデントの際には、決済方法や種類によって対応も異なります。

乗車券、特急券を現金で購入した場合は、JRの窓口であればどこでも払い戻が可能。乗車券・特急券をクレジットカードで購入した場合は、購入した会社の管轄でのみ払い戻しができます。
(例)JR東日本の窓口で、サンライズ出雲の切符をクレジットカードで購入⇒万一運休などがあった場合はJR東日本の駅の窓口で払い戻し。JR西日本管轄では払い戻しは不可。
サンライズ出雲

サンライズ出雲。複数のJR管轄をまたぐ列車の場合は、クレジットカードで購入すると払い戻し場所に制限がある


また、(契)と書かれた切符は旅行会社のツアーとなるため、購入した旅行会社で対応を受けることになります。その他、(企)と表記された特別企画乗車券については、払い戻しができるか否かなど状況に応じて対応が異なります。駅窓口に確認が必要です。
 

その3. 運休・遅延の場合には、切符に証明をもらうこと

上記でご紹介した切符の種類に関係なく、もし運休や遅延になったら、必ず駅で切符に証明をしてもらうことが大切。クレジットカードで購入した、あるいは(契)の切符については、当日駅で証明をもらい、後で購入した会社で払戻しの対応を受けることになります。証明さえもらっておけば、実際の払い戻しの手続きは1年以内ならOK(とはいっても早めに対応しましょう)。

窓口が混雑している場合も、とりあえず運休・遅延の証明だけはもらうように心がけてください。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます