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「日本科学未来館」で科学の面白さを学ぶ

東京のお台場にある日本科学未来館は、通称「みらい館」と呼ばれ、小中学生に大人気のスポットです。土日はもちろん、平日でも、学校単位で見学に来る子供たちがいっぱいです。

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宇宙からiPS細胞まで…科学のあれこれに大接近

 

 

 

 

東京のお台場にある日本科学未来館は、通称「みらい館」と呼ばれ、小中学生に大人気のスポットです。土日はもちろん、平日でも、学校単位で見学に来る子供たちがいっぱい! でも、ここは子どもだけでなく大人も楽しめる場所です。科学のいまに迫る、数々の展示はどれもこれも優秀。さすが首都の科学館、その実力と貫禄は十分です。

■アシモから宇宙飛行、iPS細胞まで

まず見学したのは、ヒト型ロボット・アシモの実演です。一日数回、決まった時間に登場するアシモはみんなの人気者! この日は、華麗なサッカーシュートを魅せ会場を沸かせました。テレビや写真でアシモを見たことがある人は多いと思いますが、目の前でなめらかに動くアシモの姿はまた格別です。

常設展示には、宇宙関連のもの、インターネット関連のもの、そしてノーベル賞を受賞したiPS細胞など医療分野に関するものなど、分野ごとにそれぞれ最新の情報を取り入れた内容が紹介されています。ボランティアの説明員の方にお話を伺うと、より一層理解が深まります。本当に、時間がいくらあっても足りないくらい、詳しく奥が深い展示物が満載です。

■美しい地球儀に感動

私が感銘を受けたのは、みらい館のシンボルとも言える巨大宙吊り地球儀「Gio-Cosmos(ジオ・コスモス)」です。ここでも時間帯ごとにテーマ別の投影が行われるのですが、これがもう素晴らしく美しい! 普段は青々とした地球の姿を映しているのですが、例えば地球温暖化の未来を示すテーマだと、地球がどんどん熱くなる様子が、黄色から赤へのグラデーションで時間の移り変わりごとに表現されるのです。わかりやすいナレーション入りで、とても印象に残る展示です。

■人気のプラネタリウムは整理券ゲットがカギ

このほか期間限定の特別展があったり、プラネタリウムの上映があったり…。本当に見どころ盛りだくさん! 特にプラネタリウムは毎日大人気で、見たい方は午前中早い時間に入館し、入り口で整理券を入手する必要があります。遅い時間帯の整理券しか手に入らなかった場合、いったん退館し再入場することも可能だそうです。


■日本科学未来館
住所:東京都江東区青海2-3-6
電話番号:03-3570-9151
入館料:大人620円、18歳以下210円
開館時間:10:00~17:00
休館日:火曜日と年末年始
URL:http://www.miraikan.jst.go.jp/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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