着物・着付け/着物の帯の結び方・アレンジ

まだ間に合う!二十歳の春を彩る華やか帯結び【翔華】(2ページ目)

門出を祝い、いつまでもフレッシュな気持ちを持ち続けて欲しいという願いを込めた帯結びをご紹介。見かけよりも簡単でしかも大輪の華がパッと咲いたイメージの帯結びです。

黒柳 聡子

執筆者:黒柳 聡子

着物・着付けガイド



「翔華」結び方手順


全部の羽根が丸く繋がって見えるように仕上げるのがコツです。


翔華

全通の場合はウエストまで

1.手の長さは、手先から二つ目の柄止まりを左脇にして決め、残りの帯を胴に二巻きし、中心で手を上に重ねてひと結びする。手の結び目の近くに飾り紐をかけて、前にあずけておく。








翔華

帯紐は緩まない様にしっかりと結んで

2.帯紐を当てて、前でしっかり結ぶ。











翔華

手先を折った流れを整えながら裏箱ひだを作る

3.手先を中表に3つ折りにして約10センチのところでゴムで止め、残りの帯を折り返して羽根を作り、裏箱ひだ(ひだのとり方参照)をとって、一番奥側の帯紐のゴムに通す。










翔華

3つ折りした方を裏箱ひだで包むように

4.先ほどの3つ折りにした方を折り上げ、裏箱ひだで包むようにして真ん中のゴムに通す。











翔華

なるべく根元から折り上げると長さに余裕ができる

5.たれを根元から折り上げて、左羽根を作る。片ひだ(ひだのとり方参照)を取って一番表側のゴムに通す。











翔華

左右の羽根の大きさを揃えて

6.同じ様に右羽根を作り、一番奥側のゴム(一番下になっているゴム)を引き出して通す。










翔華

帯枕はピッタリと背中に添うように

7.左右の羽根を上に帯枕を当て、帯揚げを掛ける。












翔華

表を向けてひだを取っておいて結ぶ時にねじって裏を出す

8.たれ先に扇ひだ(ひだのとり方参照)を取り、たれを半分に折りながら上に持ち上げ、扇ひだを取った部分を裏返して、あずけておいた飾り紐でしっかりと結ぶ。









翔華

帯締めは全体を押し上げるように当てる

9.二つ折りにしたたれを整え、帯締めを通し、決め線を整えながら前に廻して結ぶ。羽根をキレイに整えて出来上がり。











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