解散決定後は主力株の戻りが鮮明
大化け株を探そう
●日経平均と新興市場との比較
解散決定後の動き
しかし、大型株の買いが一巡してくると、当然中小型株にも出番が来るでしょう。特に12月に新規公開した13社、2013年はこれら新興企業も投資対象として一応念頭に入れておいた方がいいかもしれません。
5倍や10倍も夢じゃない新興市場の株
過去の例から見ても大型株では2倍3倍は難しいですが、中小型株ではMonotaroやウェザーニューズのように3倍、4倍になっていく銘柄が出ております。●MonotaROなどの株価推移
MonotaROなどの動き
※上記推奨日はオールアバウトで取り上げさせていただいた日を起点にしております。
当コラムではMonotaro（3064）やエムスリー（2432）、ウェザーニューズ（4825）などをご紹介しましたが、このように大きな値幅を取れる銘柄が新興企業の中には埋もれているのです。
2012年12月のIPO（新規上場株）のお宝銘柄は？
では、12月に新規上場を果たした企業は注目できるのでしょうか？この12月だけで13社が上場、その中でenish（3667）、コロプラ（3668）、ユーグレナ（2931）などは上場前の注目度が高かった銘柄です。それぞれの企業を簡単に紹介しましょう。●enish（3667）
「GREE」「Mobage」、「mixi」のソーシャルゲームプラットホームを通じてソーシャルアプリを提供している会社。代表作に1000種類以上の料理が作れるレストラン経営シミュレーションゲーム「ぼくのレストラン」シリーズや世界中で商品を買い付けてアパレルショップを経営するシミュレーションゲーム「ガルショ☆」などがあります。
●コロプラ（3668）
手軽なスマートフォン専用アプリを数多く取り揃えた「Kuma the Bear（クマ・ザ・ベア）アプリ」と位置情報を活用した本格的なゲームアプリである「オンラインアプリ」で展開しています。位置情報ゲームには、現実の移動距離をゲーム内仮想通貨として受け取れるなど利用者がお出かけしたくなるインセンティブを数多く盛り込んでいます。
●ユーグレナ（2931）
東京大学発のベンチャー企業です。微細藻「ユーグレナ」（ミドリムシ）の食品用途屋外大量培養技術をコア技術としており、ユーグレナに関する多様な研究開発をもとにヘルスケア事業、エネルギー・環境事業を展開しています。
ユーグレナの特徴
・植物性栄養素と動物性栄養素の両方を含む59種類の栄養素を持つ
・細胞壁がない
・独自成分パラミロンを持つ
・体内に油脂を生成する
・強い二酸化炭素耐性を持つ
13銘柄のうち、紙面の都合上3銘柄しか簡単にご紹介できませんが、ほかにも有望銘柄があります。これらのIPO企業の中から2013年に大きく開花するお宝銘柄が出てくるのでしょうか？
大きく育って、株価が5倍・10倍になるような銘柄がどんどん出てきて欲しいですね。ぜひ、注目してみてください。
