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その場で気軽にプリント! ポラロイド Z2300 レビュー

かつて「ポラロイド」といえば、撮ったその場で写真ができるインスタントフィルムの代名詞だった。そんなポラロイドがデジタルカメラで復活! もちろん、ブランド名だけじゃありません。リアルタイムに写真をシェアできる、アナログチックな楽しみ方も昔と変わらないのです。

中井 隆

執筆者:中井 隆

デジタルカメラガイド

インスタントカメラの代名詞ががデジタル時代に復活!

「PolaroidundefinedZ2300」本体カラーは写真のホワイトのほか、ブラックも用意

「Polaroid Z2300」本体カラーは写真のホワイトのほか、ブラックも用意


「ポラロイド」というブランド名を聞いて即座に、その場で写真ができるインスタントフィルムを思い浮かべたる人も、今や30歳代以上がほとんど。写真がアナログからデジタルへと移行するなか、ひっそりと姿を消してしまったインスタントカメラの代名詞「ポラロイド」がデジタルカメラとして復活。使い勝手はもちろん、画質も含めてじっくりとチェックしてみました。


プリンタ内蔵を考慮すれば、驚くべきコンパクトサイズ

約23万画素の3.0型液晶モニターを搭載。最新デジカメに引けを取らないスペック

約23万画素の3.0型液晶モニターを搭載。最新デジカメに引けを取らないスペック

本体サイズは幅118×高さ76×奥行き34.6mmと、持った感じは10年前のデジカメを思い浮かべるほど大きく重量感もありますが、携帯性や撮影に困るほどではない。むしろプリンタ内蔵ということを考えると、驚くべきコンパクトサイズを実現しているといっても過言ではありません。

 
35mm換算で焦点距離約46mmの単焦点レンズを搭載。単焦点で無理のない光学設計のためか、画質は想像以上に優れていた

35mm換算で焦点距離約46mmの単焦点レンズを搭載。単焦点で無理のない光学設計のためか、画質は想像以上に優れていた

また、スペック的にも有効500万画素(記録画素数は約1000万画素)の1/3.2型CMOSセンサーや35mm換算で焦点距離約46mmの単焦点レンズなど、最新の携帯電話やスマートフォンの内蔵カメラとほぼ同等。画質に大きな期待はできませんが、本体でのプリント出力を主な使い方とするなら、十分なスペックといえるでしょう。

 
それでも3.0型液晶ディスプレイや2.4倍デジタルズーム、電子式手ブレ補正、HD720pのハイビジョン録画、各種デジタルフィルター内蔵など、最新デジカメでおなじみの機能も満載しています。

次のページではメインファクターのプリント機能についてご紹介しましょう。

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