タヒチ/タヒチ基本情報

モーレア島/タヒチ

タヒチのシスターアイランド、モーレア島。この島が属するソシエテ諸島特有の、緑の高峰とラグーンが織りなす絶景が広がっています。ゴーギャンは山の連なりを見て、”古城のよう”とたとえたそう。そんな美しい島に、憧れの水上コテージやイルカとの触れ合いなど、ロマンティックなできごとが待っています。タヒチ島から日帰りもOK!

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

タヒチ島のお隣モーレア島。タヒチ島から日帰りもOK!

モーレア

タヒチ島のすぐそばに位置するモーレア島。1000mクラスの高峰が続き、ラグーンとのコントラストが絶妙

タヒチ島から約18キロと、目で確認できるほどに近くにあるモーレア島。夕暮れ時にはタヒチ島のパペーテからも、茜色に染まる島影を望むことができます。

モーレア島が属するソシエテ諸島は、同じく属するボラボラ島のように高峰とラグーンのコントラストの美しさが特徴。映画『南太平洋』の”バリ・ハイ”のモデルとなった山など、1000mクラスの高峰がギザギザと連なる島影を、かつてゴーギャンは「古城のようだ」とたとえたそう。

憧れの水上コテージに滞在し、イルカと遊んだり、アートギャラリーをめぐったり。モーレア島に滞在するのも、タヒチ島から日帰りでも訪れるのも、おすすめです。

モーレア島へのアクセス

モーレア

天使ガブリエルの聖家訪問を描いたフレスコ画が美しい聖ジョゼフ教会

タヒチ島から飛行機ならばわずか10分足らず。高速艇でも約30分と、アプローチがしやすいのが魅力。

たとえばボラボラ島など離島に滞在した場合、帰国便のフライトが早朝になるため、最終日の前日にはタヒチ島滞在となります。早めにタヒチ島へ戻ってきて、モーレア島を日帰りで観光することもできます。

モーレア

ソフィテル・モーレア・イア・オラ・ビーチリゾートを一周道路から見下ろすルックアウトポイント

どことなく鳥が両翼を広げたような形をした島は、一周は約60km。翼の付け根部分にクック湾とオプノフ湾、2つの静かな入江が食い込んだ形になっています。レンタカーで回るもよし、ツアー会社が催行している観光ツアーに参加して周遊することもできます。道路脇には空港を基点として左右に1kmずつ、距離を示す標識が立てられているので、自分がどのくらいの位置にいるのかも、わかる仕組みになっています。

 

ツーリストが集まるエリアは島の北西

モーレア

一周道路は約60km。レンタカーでドライブすれば、車窓にはのどかな南洋の風景が広がります

ハワイのワイキキのような、わかりやすい中心地はなく、ショッピングセンターの「ル・プチ・ビラージュ」や観光案内所、スーパー、銀行などが集まる島の北西が比較的賑やかなエリア。クック湾が食い込んだ、ベルべデール展望台の基点となるパオパオ村にもガソリンスタンドやレストランが数軒あります。行政の中心は島の南端のアファレアイツ。中心地といっても、ツーリストはそれと気付かずに通り過ぎてしまうかも!? そのくらい、素朴でのんびりとした島です。

ロマンティックな水上コテージからペンションまで、ステイ先は多彩

モーレア

花でベッドを飾りつけたフラワーデコレーションでハネムーナーをお出迎え

タヒチといえば、水上コテージ。モーレア島にも、水上コテージをもつ豪華なリゾートがあります。ソフィテル・モーレア・イア・オラ・ビーチリゾートやモーレア・パール・リゾート&スパ、ヒルトン・モーレア・ラグーンリゾート&スパ、インターコンチネンタル・モーレア・リゾート&スパなどが代表格。また、アットホームなペンションやプチホテル、キャンプ場などもあり、ハネムーン以外の旅でも気軽に楽園タヒチを楽しめます。

 

ハイライトはベルベデール展望台! ゴルフやイルカとの触れ合いも

モーレア

ベルべデール展望台からはクック湾とオプノフ湾、両方を一度に眺めることができます

モーレア島のハイライトは、ベルベデール展望台! パオパオ村から一周道路から内陸に向けて入り、野生のジンジャーが彩る山道やバニラ農園を抜けて、登ってゆく高台の展望台です。ここの眺めが圧巻! 中央にオツイ山を挟み、右にクック湾、左にオプノフ湾を一度に見ることができるのです。道中で、試食ができる農業学校やフルーツジュースコーナーに立ち寄るのもお楽しみ。

モーレア

イルカと楽しく触れ合いながら、その賢さに感心させられるモーレア・ドルフィン・センター

また、モーレア島で人気のアクティビティといえば、子供から大人までがイルカと触れ合えるモーレア・ドルフィン・センター(インターコンチネンタル リゾート&スパ モーレア内)。また、ジャック・ニクラウスのデザインによるゴルフコースや4WDツアー、ボートで無人島へ渡るモツ(小島)・ピクニックなども人気です。伝統文化に触れるなら、ティキ・ビレッジへ、古代遺跡のマラエに訪れるのも、タヒチにさらなる興味を抱くきっかけになるでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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