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カーポートリフォームのポイント

カーポートを新しく作りたい、玄関わきにあるカーポートをもっとオシャレにしたい、防犯性能を高めたいなど、カーポートのリフォームをする際のポイントをご紹介します。またカーポートにあると便利な設備リストもご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

カーポートを新しく作りたい、玄関わきにある駐車スペースをもっとオシャレにしたい、防犯性能を高めたいなど、カーポートのリフォームをする際のポイントをご紹介します。またカーポートにあると便利な設備リストもご紹介します。

カーポートを新しく作るリフォームでは、高低差と大きさをシッカリ確認

カーポートとは一般的に、簡単な屋根を取り付けたオープンな車停めスペースのこと。リフォームで新しくカーポートを作りたい場合は、まず道路との高低差を確認しましょう。高低差が大きい場合は、掘削と土止めのために大掛かりな工事が必要になり、想像以上に費用が掛かってしまうことがあります。事前に見積もりをしっかり取って計画を立てましょう。

バックで車庫入れするセミオープンタイプのカーポート。1台なら幅3m、2台なら幅5.5mが目安となる(キューブポートワイド/LIXIL)

バックで車庫入れするセミオープンタイプのカーポート。1台なら幅3m、2台なら幅5.5mが目安となる(キューブポートワイド/LIXIL


カーポートは、前面道路の幅と家の配置の関係によって様々な形状を取ります。どれを選ぶかは敷地の条件によっても変わり、それぞれ必要面積やリフォーム費用が違いますので、専門業者によく相談しましょう。

【カーポートのスペースの取り方、基本の3パターン】

  1. バックで車庫入れするタイプ
  2. 斜めに入れるタイプ
  3. 縦列駐車タイプ

カーポートに必要な大きさは3m×6mが基本です。それに加えてバイクや自転車も停めたい場合は、プラス1mほどの余裕が必要です。小型車であればもう少し小さくても可能ですが、大型に買い換えたら入らなくなったというケースもありますので、計画は慎重に進めましょう。

形状はガレージ・カーポート・カースペースの3種類

駐車スペースの作り方は大きく分けて3種類です。1つめはガレージスタイル。壁や屋根で囲われているもので、高低差がある敷地での堀車庫や、住戸の1階部分が車庫になっている家でよく見られます。リフォームで手軽に組み立てられる簡易タイプもあります。ガレージスタイルは車をしっかり守ることができ、防犯性が高まりますので、高級車を有している家にお勧めです。

【駐車スペースの形状、基本の3パターン】

  1. 部屋のように屋根と壁でシッカリ囲って作るガレージ
  2. オープンスペースに屋根とゲートを付けたカーポート
  3. 庭と一体化させるフルオープンなカースペース

ドアを開ければカーポートスタイルになるガレージタイプの駐車スペース。車をシッカリ守ってくれる(スタイルコート/LIXIL)

ドアを開ければカーポートスタイルになるガレージタイプの駐車スペース。車をシッカリ守ってくれる(スタイルコート/LIXIL


2つめは屋根付きオープンスペースのカーポートスタイル、3つめは屋根が無い駐車スペースで、カーポートと区別するためにカースペースと呼ぶこともあります。2つともリフォームで比較的手軽に作れますが、車を守るという意味においては屋根があるほうが優れています。ただし屋根を付ける場合は建ぺい率に注意が必要です。

カースペースタイプ。車が無い時は庭の一部として溶け込んでいる。後ろにあるのは屋根付のサービスヤード(ネクスペース/LIXIL)

カースペースタイプ。車が無い時は庭の一部として溶け込んでいる。後ろにあるのは屋根付のサービスヤード(ネクスペース/LIXIL


次のページでは、駐車スペースにあると便利な設備リスト、玄関わきにあるカーポートをもっとオシャレにしたい、防犯性能を高めたい時のリフォームをご紹介します。
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