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「たらのこいり」の作り方!山形の郷土料理レシピ

「たらのこいり」とは、コンニャクと真鱈の卵を醤油と酒、砂糖で煎り煮したもので、山形県庄内地方の郷土料理です。真鱈が獲れる冬に作る、この地方の自慢の一品。そんなたらのこいりの作り方をご紹介します。コンニャクの代わりに大根で作るレシピもあります。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

「たらのこいり」の作り方!山形の郷土料理レシピ

所要時間:45分

カテゴリー:その他おせち

「たらのこいり」の作り方!真鱈の子とこんにゃくの煎り煮

「たらのこいり」とは、コンニャクと真鱈の子(卵)の煮物で、山形県は庄内地方の郷土料理です。一年中売られているタラコはスケソウダラ(スケトウダラ)の卵です。たらのこいりに使うのは、そのタラコではなく真鱈の卵のため、真鱈が獲れる冬の季節の家庭料理ともいえます。この辺では「たらのこいり」と呼びますが、隣町では「こづけ」と呼びます。コンニャクの代わりに大根で作る地域もあります。また、秋田にもほぼ同じ料理があります。
 

たらのこいりの材料(4人分)

主材料
こんにゃく2枚 700g
たらこ真鱈子150g
だし250cc
大さじ4
砂糖大さじ3と1/2
醤油大さじ3と1/2
3本指で2つまみ

たらのこいりの作り方・手順

たらのこいりを作る

1真鱈子は4つ位に切る

真鱈子は4つ位に切る。
真鱈子は4つ位に切る。

2コンニャクを細長く切る

コンニャクを突きコン状に細長く切る。<br />
コンニャクを突きコン状に細長く切る。
最初から突きコンニャクを使っても良い

3コンニャクを鍋で乾煎りして水を切る

鍋にあけて中火にかけ、箸で混ぜながら6~7分乾煎りする。ザルにあけて水を切って鍋に戻す。
鍋にあけて中火にかけ、箸で混ぜながら6~7分乾煎りする。ザルにあけて水を切って鍋に戻す。
コンニャクの匂いが気になるようであれば、水をかけて水を切る

4調味料を入れて10分ほど煮る

ダシと調味料を入れ、少し隙間をあけて蓋をし、10分ほどグツグツ煮て、味を含ませる。
ダシと調味料を入れ、少し隙間をあけて蓋をし、10分ほどグツグツ煮て、味を含ませる。

5真鱈子を加えて煎り煮する

真鱈子を入れ、箸でほぐしながら5~6分煎り煮する。
真鱈子を入れ、箸でほぐしながら5~6分煎り煮する。

6汁気がほぼなくなれば火を止めて蓋をして冷ます

汁気がほぼなくなれば出来上がり。蓋をして冷めるまで鍋止めする。
汁気がほぼなくなれば出来上がり。蓋をして冷めるまで鍋止めする。
真鱈子の皮は取り除いてもいいが、食べてもおいしい

7器に盛り付ける

器に盛り付ける。
器に盛り付ける。

ガイドのワンポイントアドバイス

コンニャクを乾煎りして水分を抜いてぷりぷりにするのがおいしくするコツです。今日は汁をすっかり煮含めましたが、煮汁を多目にして、汁だくに仕上げてもおいしいです。私も子供の頃は、ご飯に煮汁ごとかけて食べるのが好きでした。おせちに詰めるならしっかり煮含めた方が長持ちします。塩漬け真鱈子を使う場合は、作り方は同じで、塩と醤油を控えめにします。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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