歯周病/歯周病(歯槽膿漏)の原因・症状

その歯ぐき白か黒か?歯周病のチェック方法 Best 3

定期検診から遠ざかっている方にオススメ! 歯科医が自分でできる歯周病のチェック方法についてBest 3で紹介します。

丸山 和弘

執筆者:丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康ガイド

定期検診から遠ざかっている方はぜひチェックしよう

鏡でみる歯周病

歯周病は見た目では判らないこともある

歯周病は自覚症状がはっきりしたときには、歯周病末期の状態になっていることもあります。そのため定期的な検診を行なって歯周病をできるだけ早期に発見することが大切なのですが、検診から遠ざかってそのままになっているケースも多いようです。そんな方にオススメな歯周病のチェック方法のBest 3を紹介します。


第3位 ブラッシングあとの出血を確認する

歯ブラシの毛先は、とても柔らかいものなので、一般的にはしっかりブラッシングしても歯ぐきに傷をつけることはありません。もしブラッシングの歯ブラシや唾液の中に出血が見つかるようであれば、それは初期の歯周病ではなく、中期から末期の歯周病の可能性があります。

よく歯ぐきを出血させないために、できるだけ軽く磨くという人がいます。歯のブラッシングはプラークを機械的に擦り落とす行為ですので、軽く擦るだけでは肝心なプラークが落ちないこともあります。これでは意味が無いので注意が必要です。できるだけ軽くではなく、ある程度の圧力でできるだけ細かく動かすように磨くことが大切です。


第2位 歯にプラークが付いているか?

プラーク(歯垢)は、鏡で見ると歯の表面に白くこびりついたお粥のような塊です。このプラークを前歯だけでなく奥歯の方まで確認します。特に奥歯の歯と歯の間に大量のプラークが付着している場合には要注意。プラークが石灰化すると歯石になるため、以前から付着していたプラークがすでに歯石となって、歯ぐきの中の歯周ポケットにガッチリついている可能性があります。

歯ぐきに隠れている歯石は、歯周病の原因となります。一般に進行した歯周病では、歯周ポケットの内部にたくさんの歯石が付着していることが多いのです。


第1位 指で歯ぐきを押してみる

自分で歯周病が進行しているかを確認する際に、最もわかりやすいのは気になる歯の歯ぐきを根元から歯の頭の部分にかけて押してみることです。
健康な歯ぐきでは何も起こりませんが、歯ぐきの周囲に何かが出てくるようであれば要注意。

普段歯ぐきからの出血がなく、腫れているかいないか分からないような、自覚症状がまったくないような場合でも、指で押して白い膿が出てきたら、炎症が起こっている証拠。すでに歯周病の歯ぐきなのです。

指で押して白い膿が出てくるようであれば、そのまま放置しておいても治ることはありません。すぐに歯科医院で歯周病の治療をはじめるようにしましょう。


実際に病院に来院する人の多くは、歯周病の自覚などまったくなく、たまたま金属が外れてしまったり、虫歯が気になって来院したのち、偶然に初期~中期の歯周病を発見することがほとんどです。しばらく虫歯の治療から遠ざかっている人は、症状がなくても歯周病かどうかのチェックを自分で行なうか、歯科医院での検診することをおススメします。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます