恋愛/今更聞けない恋愛の素朴な疑問

あなたの「好き」は本当に好き?(3ページ目)

最近の恋愛事情を見ていると、「自分が快適に過ごすのにちょうど良い相手=好き」になっている人が意外と多いです。それって本当に「愛」なのでしょうか?

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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相手の心を奪いたい?

「相手をどれだけ愛せたか」の方が、人生において大切!

「相手をどれだけ愛せたか」の方が、人生において大切!

最近の恋愛事情を見ていると、自分の欲望を満たすために、相手を奪おうとするような関係が増えています。

「自分が好きなのだから、相手も好きになってくれなきゃ困る!」と思っている人もいます。

それは本当の愛情ではありません。

「私がこんなにあなたのことを好きなのに!」といった思いは、片思い中に限らず、カップルや夫婦でも多く見られます。
つまり、愛とは程遠いものを、愛だと勘違いしている人が多いのです。


結果主義の恋愛観で失っているもの

「相手を手に入れないと意味のない」と思う利己的な愛情は、大人の成熟から逸れています。つまり、“子供の愛情”なのです。

結果主義でいると、視野を狭くし、人を幼稚化させます。
結果よりも過程、わび・さびを大切にしていた日本が、結果主義になってしまったことで、失ったものは大きいでしょう。

結果主義だと、表面的な豊かさばかりを求めがちになります。
恋人がいても、結婚しても、出世しても、お金持ちになっても幸せになれるとは限りません。

「心の豊かさ」こそ、人生を豊かにします。
だからこそ、相手を手に入れる、入れないにこだわることよりも、「相手をどれだけ愛せたか」の方が、人生において大切な出来事となるのです。

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