子育て/子育て・ママ育て

ニートはこうして作られる

我が子のためを思ってしていることが実は、我が子をニートに作り上げている場合があるのです。ニートは養育者によって作られることもある。そのことを、ぜひ知っておいてください。

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「ニートは育児法により、作られている」という事実

「ニートは作れますよ。そして、作っているのは養育者なんです」。こんなふうに言われたら、あなただったら、一体どうしますか?  「わたしは絶対大丈夫」と言い切れますか?

日本にも「ニート」という言葉が定着して久しいです。そもそもニートとは、なんでしょう。その語源はイギリスにあります。1999年英国政府機関である社会的排除防止局の調査報告書の一文にあった「Not in Education  Employment or Training」の頭文字をとってNEETとされました。

本来は義務教育修了後の16~19歳ころまでの教育、雇用、職業訓練のいずれにも参加していない人のことをいいます。これが日本では意味がだいぶ違い15~34歳の非労働人口の中から学生と専業主婦を除いた求職活動に至っていない人のことを厚生労働省が若年無業者(ニート)としています。またその算出には総務省が毎月実施している労働力調査がデータとして使われています。このなかには引きこもりも含まれています。

セリグマンのニート犬実験からわかる「学習性無力感」とは

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お手伝いを通してほめられる体験をさせましょう

1967年にセリグマンとマイヤーという二人がとある実験を行いました。ニート犬実験とも呼ばれるこの実験は電気ショックを用いた危険回避に関する犬を使った行動実験で、その結果から彼らは犬が自分の行動と危険回避が無関係であると認知した場合、回避できる状況になった場合でも何もしなくなることを発見。これは「学習性無力感」と呼ばれます。うつ病になる心理モデルの一つとして有力視されていますが、現在も詳しくは判っていません。

「学習性無力感」の大きな問題点は一度それを学習してしまうと「努力は無駄」と信じ込み、その後「回避する」という選択肢を失うということです。この結果、そこから脱却できる状況が目の前にあるとしても努力することも、改善することも一切放棄してしまう傾向がでるのです。これがニートが生まれる原因のひとつではないかとされています。


>> 子どもをニートにしないために、気をつけることとは?

更新日:2012年12月18日

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