洗濯/洗濯物の臭いの取り方

漂白剤の使い分け+ひと手間かけた洗濯で臭いを撃退

洗濯の仕方や漂白剤の使い方をきちんと学んだ人は少ないと思います。もちろん、わたしもそのひとり。母のやり方を見て真似して……それが必ずしも正しいとはいえないことも多いと思い、改めて勉強してみました。

投稿記事

正しい洗濯の仕方で臭いを撃退

 

 

洗濯の仕方や漂白剤の使い方をきちんと学んだ人は少ないと思います。もちろん、わたしもそのひとり。母のやり方を見て真似して……それが必ずしも正しいとはいえないことも多いと思い、改めて勉強してみました。

漂白剤の種類

洗濯・台所で使う漂白剤には、塩素系と酸素系と還元系があります。塩素系漂白剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、独特の臭いがあり、酸化・漂白・殺菌作用があります。

酸素系漂白剤は、主成分を過炭酸ナトリウムとするものと、過酸化水素をとするものが一般的です。どちらも酸化力を持ち、漂白・除菌・消臭に利用します。還元系漂白剤はクリーニング店などの業務用として利用されますが、市販の場合は二酸化チオ尿素を主成分とし、白物の衣料専用漂白剤として利用します。

酸素系漂白剤の違い

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タオルの漂白には酸素系が適しています。過炭酸ナトリウムを主成分とするタイプはアルカリ性で、主に粉末です。単独でもつけ置きによる漂白効果が得られます。過酸化水素を主成分とするタイプは酸性で、主に液体です。すべての繊維に使え、シミに直接塗れますが、洗濯洗剤と一緒に使用することで漂白力が高まります。

洗濯のポイント

・洗濯物は表示されている量の8割程度、少なめにする。
・洗濯に使用する水は洗剤が効果的に働く20~40度のぬるま湯を使う。
・洗濯物を入れる前に洗剤と水だけで泡立てておくとより効果的。

タオルの臭いをとる洗濯方法

いったん普通に洗濯をしてから、粉末タイプの酸素系漂白剤を50度くらいのお湯にとかし、お湯が冷めるまでつけ置きしてからもう一度洗濯します。洗濯後は放置せずにすばやく干し、完全に乾かすことが大切です。一度でたくさん処理したい時はバスタブで漂白を。お湯だけを出せば簡単にぬるま湯が作れます。
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