不安でいっぱいだった失業生活
福田彩乃さんは、1988年生まれ、愛知県豊田市出身。派遣社員として働いてい日経ウーマン12月号。同じ愛知県出身なので、「愛知県人ってケチだよねー」と盛り上がりました。
毎日、職業安定所に通い。お友達も、仕事をしていたり、学生だったり。昼間から何もすることがない自分が本当に辛かったそうです。誰とも遊びにも行けないし、うつむきがちな日々。今の福田さんからは想像も出来ませんね。
ところがその後、お友達から誘われた芸能事務所、アミューズのオーディションを賞金目当てで受けたところ、見事「バラエティ部門」部門賞を受賞。
ご本人は、「不安でいっぱいだった時は、視野も狭くなっていて、目の前のことしか見えないけれど、ちょっと顔を上げただけでいろんな世界が広がったんです」と、大きな目をくりくりさせておっしゃっていました。
確かに、今振り返ってみれば、OLをそのまましていたら、いくら芸能界が好きでもオーディションを受けたかどうか。リストラは辛かったけれど、神様がくれた芸能界デビューの準備期間だったことになりますね。
ピンチの時は、積極的に動けなくなります。でも、ちょっと顔をあげるだけで、チャンスへのきっかけをつかむことも出来るのです。
上京後はバイト生活
当然、オーディションで賞をもらっても、すぐに売れっ子芸能人になれるわけではありません。上京してからは、バイトと仕事という生活が続きました。使えるお金にも限りがありますから、バイト先のカラオケ居酒屋でまかない料理を食べる日々!「お腹すいているんだったら、これ作ってあげたから食べて」と、ここで福田さんは、店長さんやお店の他のスタッフに支えられます。そんな励ましがあったから、つらい仕事でも頑張れたそうです。貯金通帳を見ると、少しづつ増えてくる残高。「あの風邪気味でのどがつらかったときに、ニワトリのまねしてよかった!」と思えたそう。素直に頑張っている福田さんを見て、バイト先のみなさんも応援したい!という気持ちになったのでしょう。
ピンチの時は、今自分が出来る事を素直に頑張る。すると、誰かが手を差し伸べてくれます。
芸能界は毎日がリストラの危機?!見習いたい福田さんの不安解消法