久野浩司の恋愛コラム/久野 浩司の恋愛情報

愛情を上手に受け取る方法!(2ページ目)

幼少期のトラウマが原因で「自分が幸せになってはいけないんだ・・・」という心の思い込みが、大人になっても幸せな恋愛や結婚に大きな障害として現れるケースがあります。そんな時にちょっとした方法がきっかけで人生を大きく変えることができるのです。

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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なぜ幸せな結婚がイメージできないのか?!

TOMOMIさんは、幼少期の人格が形成されていく大切な時期に、父親が突然いなくなるショック、さらに離婚によって母親が苦労しながら自分たちを育てるのを目の当たりにすると、なぜか「自分だけが幸せになってはいけないのではないか?」という心の思い込み(ブロック)ができてしまったそうです。まさにこれが彼女における幸せな恋愛を遠ざける要因でした。

これは実は恋人から大切にされない恋愛できずに悩んでいる女性に多く見られる傾向です。自分では無意識なのですが、例えば束縛などで相手を支配しようとする男性と付きあってしまうタイプは、自分の父親も同じようなタイプである場合が多いようです。母親への態度などを見て育ち、そんな父親を否定しながらも、なぜか正反対である優しく誠実な男性には心がときめかずに、あえて苦労する道を選択しようとします。

仮に優しく誠実な男性と交際が始まり順調に、恋愛が進んでいくと急に不安に陥り、自らそれを壊そうとする行動に出る人もいます。わざと恋人にケンカを仕掛けるような言動や行動をして、相手が自分のことをどれだけ好きなのかを試してしまうのです。それが相手を混乱させたり、疲れさせて結果的に別れることになるのです。


なぜ、彼女たちは幸せになると不安になってしまうのか?

彼女たちは、なぜ不安や疑心暗鬼になって、せっかく育むべき恋愛を壊そうとしてしまうのでしょうか?ひとつの大きな原因は、幼少期に親から十分な愛情を受けないことで、いつか自分が捨てられるかもという恐怖心に怯えるためです。そのため、それならば後で失望するよりも最初から受け取らないように防衛本能が作動して安心感を得ようとするのです。

このような心理状態を経験したことがない人には想像できないかも知れませんが、先のように最初から「私なんて誰からも愛されないし、幸せになれないんだ・・・」と自分が幸せになってはいけないというセルフイメージを持ったまま育つと、それが幸せな恋愛や結婚生活を育むための大きな障害として残ってしまうのです。

人は大人になっても、やはり幼少期に受ける影響がとても大きいと言われます。だからこそ大人になった時に、しっかり自分と向き合って癒してあげて自分の意識やセルフイメージを書き換えてあげることがとても大事になってきます。実際にTOMOMIさんのように、自分が幸せになっていいのだと確信を持てた時に自分自身のスイッチが入ります。彼女はどうやってそのスイッチをオンにできたのでしょうか?

そのスイッチを入れるためには、とってもシンプルですが、自分もそうなって良いんだという当たり前の感覚を作ってあげることです。それは穏やかで安定して幸せな生活を送っているカップルや夫婦たちの話を聞いたり、真近でみることです。類は友を呼ぶという言葉どおりに幸せなカップルや夫婦の周りには、同じような人が集まりますので、そんな中に自分を置いてみることで大きな心の変化が現れるはずです。そんな身近な人たちからの良い影響を受けることで、必ず「自分は幸せになってはいけないんだ・・・」というブロックが外れ、「私も幸せになってもいいんだ!」というGOサインを出す思考へと変ります。

自分が幸せになることで、周りの多くの人を幸せにできることをしっかりイメージしてあげてください。自らそのスイッチをオンにして、愛情を上手に受け取れる準備ができれば、必ずや幸せな結婚へと前進して行きます。ちょっとした行動で誰でも簡単に出来るので、まずは試してみてください。


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