親からの愛情と幸せな結婚の相関図

幸せ絶頂の彼女が抱えていた問題とは？

昨年の夏にセミナーを受けてくれたTOMOMIさん（仮名・27）から、とっても嬉しい報告をいただきました。彼女は受講時に「私の夢は東京ディズニーランドでプロポーズされること！」と嬉しそうに語ってくれたのですが、それがついに現実のものとなり、先日、無事に幸せな結婚が決まりました。

彼女はセミナー申し込み直後に、後に最愛のパートナーになる男性と出会い、初めて二人だけで食事に行った直後に参加してくれました。当然、彼との未来がどうなっていくのか彼女にとっての大きなポイントでしたが、彼女は自分をより見つめ直すことで、彼が最愛のパートナーになるんだという確信を得たようでした。

セミナー終了時の懇親会で、彼女から「彼は今までのタイプとは違うのですが、どんな関係はどうなっていくと思いますか？」と初デートで撮ったツーショット写真を見せてくれました。その時に二人のバランスがとっても良かったので、きっと、この二人は結婚していくなと直感的に感じました。「きっと上手くいくはずだね！」と伝えた時の彼女の嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。

それから「幸せな結婚をするカップル」の法則通りに、まったく二人の結婚を邪魔するものはなく、アッという間に正式に付き合い始め、その後もスムーズな関係が続いていきました。彼女と会うたびに順調に交際が進んでいるという報告をもらっていましたので、本当に彼女が自分で描いたプロポーズの夢を叶えたと聞いて嬉しく思いました。今は幸せ絶頂の彼女ですが、実はその運命のパートナーである彼と出会うまでは、ある幼少期のトラウマがきっかけで、「幸せな結婚」がイメージできずにいろいろな問題を抱えていたのです・・・

親の離婚がもたらす幸せな結婚への障壁とは？

彼女が幸せな結婚を手に入れる自信がなかったひとつの大きな要因に両親の離婚がありました。小学校3年生の時に彼女の両親は離婚しましたが、その原因とは、彼女の父親が不倫によって家を出て行ってしまったことでした。彼女はその数日前に、まさに同級生から離婚というものが何かを聞き、子供ながらにビックリしたそうです。その直後に自分がその当事者となるのですが、その事実を知らされて、当たり前ですが非常に大きなショックを受けました。さらにその理由が、父親が知らない女性と共に、自分たち家族を置いて去っていくことが大きなトラウマとして残ってしまいます。

彼女は幼少期の大事な時期に父親から愛情を十分に受けなかったため、その後も自分の恋愛に対してもいつも否定的で、男性というものは必ずいつかは離れて、去っていってしまうものであるという心の刷り込みがされてしまうのでした。だから彼女は常に自分が異性から愛されることに対して信じられず、その不安に怯えながら大人になっていくのでした。

幸せな恋愛ができない女性の中には、彼女のように幼少期や思春期のトラウマの影響によって多くの思考のブロックを抱えたまま成長していくことがあります。両親の離婚に関わらず、浮気、不仲、両親のケンカ、子供への無関心、さらには躾が厳しいことで生じる精神的不安や親からの支配されること・・・など、彼女と同じように恋愛に対していつも不安を抱えたり、男性に対して不信感を持ってしまうことがあります。その結果として、自分自身が幸せな結婚すること自体を怖がったり、否定するという心理状態になってしまいます。

今回はTOMOMIさんのケースをモデルに、どのように彼女がどのようにその心のブロックを克服して、自ら幸せな結婚へのイメージを書き換えて幸せな結婚を手に入れたのかを皆さんと一緒にシェアーできたらと思います。

＞では、どうしたら結婚に対するネガティブなイメージを払拭できるのか？