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生涯医療費2300万円! お金をかけずに下げる方法

一生涯にかかる医療費は、1人当たり約2300万円だそうです。ますます長寿化が進む中で、家計からの医療費支出もさらに増えることが予想されます。健康を維持・増進するために、健康にかけるお金はどのくらいでしょうか? また、その費用対効果について、考えてみました。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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国民1人当たりの一生涯にかかる医療費は2300万円!

国民1人当たりの一生涯にかかる医療費は2300万円!

一生涯にかかる医療費は、1人当たり約2300万円だそうです。ますます長寿化が進む中で、家計からの医療費支出もさらに増えることが予想されます。健康を維持・増進するために、健康にかけるお金はどのくらいでしょうか? また、その費用対効果について、考えてみました。

【記事のINDEX】
生涯医療費は2300万円!……1P目
健康にかけるお金はいくら?……2P目
健康にかけるお金の費用対効果は?……3P目

国民1人当たりの生涯医療費は2300万円!

人生の3大支出は「教育」「住宅」「老後」と言われています。ガイド平野のところへ相談にいらっしゃるご夫婦に、将来の不安について尋ねると「医療費」と回答する人が意外に多いです。では、実際に一生涯にかかる医療費はどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省が公表しているデータによると、国民1人当たりの生涯医療費は2300万円(男性2200万円、女性2500万円)だそうです。健康保険などの公的医療保険制度によって、病院などで診療を受けた際に、原則7割は公的医療保険による給付が受けられ、残りの3割(70歳以降は1割)を自己負担します。生涯医療費のデータを参考に自己負担金額を計算すると、1人当たり500万円近くを家計から捻出しなければならないという計算になります。人生の支出の中で「医療費」もなかなか侮れない金額と言えます。
国民一人あたりの生涯医療費

(クリックすると拡大します)国民一人あたりの生涯医療費

長寿化の進展や医療費の上昇に加えて、介護費用も考慮すると、家計費に占める医療関連費用の割合は、今後ますます増加することが予想されます。老後の生活費に加え、医療費・介護費用は将来のお金の不安の多くを占めていますので、しっかり準備していくことが大切です。

>>健康維持のために、どのくらいのお金をかける?

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