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ねぶたより凄い!青森「五所川原立佞武多」

青森県といえば「ねぶた祭」。青森市の「ねぶた祭」の他、弘前市の「ねぷた祭」、五所川原市の「立佞武多」(たちねぷた)の3つが有名です。特に凄いのは「立佞武多」。初めてだと唖然呆然と見つめてしまうような、現実離れした光景が見られます。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

まるで特撮のような光景!
青森の「五所川原立佞武多」(たちねぷた)

 

 

青森県といえば「ねぶた祭」。青森市の「ねぶた祭」の他、弘前市の「ねぷた祭」、五所川原市の「立佞武多」(たちねぷた)の3つが特に有名。その中でも特に凄いのが五所川原市の「立佞武多」です。

最も大きな立佞武多は高さ約22m。背の高いビルが無い町ですから、祭りの様子は怪獣が襲来した特撮映画のよう。現実離れした光景に、初めてだと唖然呆然と見つめてしまいます。五階建てのビジネスホテルよりも背が高いのですから、その迫力は国内の祭りでは他に比べる物が無いと思います。

こんなに凄いのに知名度が低いのが惜しいのですが、その分見物が容易なのは有難い限り。ショッピングセンターELM(http://www.elm-no-machi.jp/)の無料駐車場に車を停め、立佞武多開催日(8月4日~8日)のみ運行する100円シャトルバスで駅の裏まで行き、駅前方向に歩くだけ。チケット制なので、往復の券を購入して下さい。

祭りは19時から2時間。お勧めの見物スポットは市内中心部の「立佞武多の館」前です。館には最も巨大な22mの立佞武多三台が格納されており、出陣の様子は秘密基地から出撃するモビルスーツのよう。まさに真打登場という光景です。最後に格納される様子も見れるので、メインディッシュを二回楽しめます。

館は元旦以外毎日営業なので、一年中見る事が出来ます。あまりの巨大さに下から見上げるしか無い立佞武多ですが、館の内部はらせん状のスロープになっていて、立佞武多をあらゆるアングルから眺められる優れもので、入場料を支払った価値を実感出来ます。22mの立佞武多は一年に一台制作され三年間使用された後は、昇天と称して燃やされるので、全て鑑賞するには三年毎に見物する必要があります。

住所:青森県五所川原市大町21-1(立佞武多の館)
電話:0173-38-3232(立佞武多の館)
営業時間:9:00~19:00 立佞武多開催日と10月~3月は17時まで(立佞武多の館)
入場料:大人 600円(立佞武多の館、専用駐車場が二時間無料になるが台数に限りあり)
定休日:大晦日の15時以降と元旦(立佞武多の館)
アクセス:東北道浪岡ICから津軽道(無料開放)経由車で約30分
青森空港から車で約40分
地図:Yahoo!地図情報
URL:http://www.tachineputa.jp/


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