食物繊維のダイエットパワー
食物繊維は意識して摂りたい栄養素
ビタミン・ミネラルと同じように、健康成分の定番となっている食物繊維。「不足しているかも」と感じている方も多い成分でもあります。
食物繊維の基準は国によって微妙に違いますが、日本では、「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総称」。ですから、材料や構造が違っても、繊維状で消化されないものなら全て食物繊維なのです。食物繊維は身体の調子を整えるのに欠かせない栄養素ですが、ダイエットにも役立つ成分であることがわかってきています。
その主なパワーは以下のとおり。
・胃の中で膨れたり、消化に時間がかかるので、満腹感を与えてくれる。
・食物繊維自身が消化・吸収されないので、食事のボリュームを保ちながらカロリーを抑えられる。
・腸の中で脂質や糖分(でんぷん)の消化を邪魔し、吸収されにくくしてくれる。
・お腹の調子を整え、便秘を解消してくれる。
日常的に食べている野菜や穀類など、食物繊維を含んだ食品は沢山ありますが、食物繊維の摂取量は不足傾向にあります。毎日の食事で摂りたい食物繊維の目標量は成人男性19g 女性17g(日本人の食事摂取基準2010年版より)ですが、20代女性の平均的な摂取量は12.5g(平成20年国民健康・栄養調査の概要より)となっています。
摂りすぎるとトラブルのもとに
体に良い成分である食物繊維も、取り過ぎればトラブルを起こしてしまいます。食物繊維の取り過ぎで起こる代表的な症状は、腹痛や下痢。これは、腸の中で繊維が多すぎて消化不良を起こしてしまった状態。お腹が緩い状態が長く続くと、ミネラルの吸収が十分できずにミネラル不足になってしまうこともあります。
もし、食物繊維を取ったことでお腹が緩くなってしまうようなら、一度摂るのを止めましょう。そして、お腹の調子が回復してから、少ない量から再スタート、。お腹の調子や排便の調子を見ながら、自分に合った量を見つけましょう。
ダイエット食品・サプリの中にはいろいろな種類の食物繊維が使われています。代表的な素材をチェックしておきましょう。