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実証レポート、ダイニングテーブルとチェアの使い勝手

ダイニングテーブル「REKTA(レクタ)」とチェア「SHIN(シン)」(いずれもアルフレックスジャパン社製)の使い勝手を検証する。実用年数は約8年。耐久性やメンテナンス性の検証過程において、家具選びのヒントが得られたなら幸いである。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド


ダイニングテーブル「REKTA(レクタ)」とチェア「SHIN(シン)」

「REKTA(レクタ)」と「SHIN(シン)」

「REKTA(レクタ)」と「SHIN(シン)」

ダイニングテーブルとチェアは、良いものを揃えろと薦められる。現実の家具選びの場面では、ついついデザインや色、サイズで検討してしまうが、その前に、良いものとは長持ちし、手入れが楽でなければならない。

今回は、実際の家具の使い勝手をレポートしてみよう。使用年数は約8年。商品名は、ダイニングテーブルが「REKTA(レクタ)」、チェアは「SHIN(シン)」。いずれもアルフレックス社の製品である。品質をウリにする同社の実際の評価はどうなのか。

スリムなデザインと軽さが特長

座面の裏にあるシール。チェックの「A」はアーム付の意味。

座面の裏側にあるシール。チェックの「A」はアーム付の意味。

商品概要は以下の通り。まず、「REKTA(レクタ)」は色がホワイトオーク。サイズはW1900×D900×H720。仕上げはウレタン塗装である。「SHIN(シン)」は同色の、座面の高さ(SH)は420。アーム付とアームなしが用意されているが、2つずつ使用している。

購入時を思い返してみると選定理由は2点で、ひとつは背もたれの高さがテーブルの高さと揃っていること。空間自体がすっきりとしてみえる。もうひとつは軽量であること。椅子を引いたり仕舞ったりする負担がほとんどないと思ったからである。

デザインは直線的なフォルムが特徴ながらも、やさしく控え目な印象。デザイナーはカルロ・コロンボ。アルフレックス社のホームページでは次のように紹介されている。
イタリア生まれ。ミラノ工科大学で建築とインダストリアルデザインを学ぶ。イタリアを中心とする有名メーカーの製品デザインを多数手掛ける一方、住宅設計や商業空間のインテリアデザインにあたる。インテリア界で注目されるデザイナーの1人。
「REKTA(レクタ)」と「SHIN(シン)」

「REKTA(レクタ)」と「SHIN(シン)」


では、さっそく使い勝手を検証してみよう。

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