男の靴・スニーカー/カジュアルシューズ

Bass Weejunsの魅力を 夏の休日に改めて考えてみる

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか? 今回の記事はいつもとちょっと嗜好を変えて、個人的に夏場に稼働率が高まるローファー、特に近年の再評価が作用し、我が国でも久々に輸入総代理店が復活したため今後の幅広い展開も期待できるBassのWeejunsの魅力について、のんびり考えてみたいと思います。

飯野 高広

執筆者:飯野 高広

靴ガイド

やっぱり夏場にのんびり履きたい!

Loganundefinedバーガンディ

Bassのローファー”Weejuns”と言えば絶対に外せないのが、このバーガンディ色のガラスレザー・アンラインド仕様のものでしょう。名前を”Logan”と言うのですが、同名の空港のあるアメリカの都市がどこだかご存じの方は、この命名そしてこの色を「わかってるねぇ!」と頷いていただけるはず。1万6590円(セプティズ TEL03-5481-8651)

日本には一応、四季があります。以前に比べると春と秋が近頃は短い気もしますが、そんな状況でも季節に応じた靴を履き分けるのを通じて、身体の中に自然を取り込む感覚は残して行きたいものです。

さて8月、文字通り真夏真っ盛りな訳で、個人的にこの時季に稼働率が一気に高まる靴は、何と言ってもコインローファー。いわゆるアメトラ第三世代ブームの定着もあって復権著しいこのスタイルですが、その一方で「学生の靴」のイメージも依然として強いので、「40も半ばを過ぎたオッサンが……」と眉をひそめる方もいらっしゃるでしょう。でも、茹だるが如く暑くて何も考えられない時にも体裁をなんとか整えてくれるこの靴の不思議な寛容性に、カジュアルな場だとついつい頼りたくなるのです。

特にアメリカのブランド・BASSのWeejuns(ウィージャンズ)のものは、若い頃から結果的に下駄箱に欠かしたことの無い一足になっています。前述した寛容性にも繋がる、身体的なフィット感とは一味異なる「履き心地」を求めたくなる、そして求めることが可能な革靴として唯一無二の存在だからです。ことさらこの時季の休日にショーツと合わせて素足履きしたい(眉をひそめる方がまた多くなった予感が)…… となると真っ先に頭に浮かんで来るのが、年齢が幾つになっても笑っちゃう位にこの靴! そんな半ば腐れ縁的な魅力は一体、何に起因しているのかな? 真夏の夜長に、改めて考えてみました。
Gilman

こちらはライニングが付きアッパーも銀付きのカーフを用いた上級モデル”Gilman”です。ちなみに同名の小・中・高一貫の名門男子校(「プレッピー」の語源にもなったプレップスクールの一種)がボルチモアにありますが、この靴は学生向きと言うよりも大人向きかもしれません。2万3940円(セプティズ TEL03-5481-8651)


小生が考えたWeejunsの具体的な使い勝手の良さについては、次のページへ!
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