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「jcool(ジェイクール)」SBI小型成長株ファンド

SBIアセットマネジメントが運用する「jcool」SBI小型成長株ファンドのおもな投資対象は、新規公開から3年以内の若い企業。徹底した企業調査、きめ細かい分析により、次世代の主役になるべく成長意欲の高い企業に投資するファンドです。

高橋 晴美

執筆者:高橋 晴美

投資信託ガイド

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jcoolのここが魅力!

企業の新規公開(株式市場への上場)を、企業にとって第二の創業期と位置付け、これを契機に新たに成長を加速する企業に投資します。

投資助言を行なうのは、中小型株運用のベテランファンドマネージャーが率いる、独立系の投資助言会社エンジェルジャパン・アセットマネジメント。原則的に新規公開するすべての企業と面談し、銘柄を選択します。

銘柄選択のポイントは、中長期で高成長を遂げる戦略、短期的な業績の信頼性、経営者の理念や志、財務など。これらを総合的に判断し、組入れ銘柄を50前後に絞り込み、1社について数回に分けて時間分散を図りながら投資します。

新興企業の中には成長余力が大きい銘柄も少なくありませんが、それを個人で見つけるのは困難。プロの手腕に期待したいところです。

運用のポイント

ファンドは新興企業を投資対象としているため、値動きが大きいことは否めません。国内の大型株に投資するファンドと組み合わせて活用するのがおすすめです。

リーマンショック後は比較的値動きが堅調なほか、景気回復局面では大型株より小型株の方が早く値上がりする傾向があります。逆に景気の下落局面や金融不安が生じる局面では、銘柄を問わずに値下がりしがちです。ある程度じっくり運用できる資金を充てる、こまめに利益確定する、といった運用を心掛けましょう。

運用レポートにある組入れ銘柄についての解説にも注目。国内のどんな企業、ビジネスが台頭しつつあるのかを知ることができます。運用会社のウェブサイトでチェックできます。

「jcool(ジェイクール)」SBI小型成長株ファンド 商品情報

運用会社
SBIアセットマネジメント
信託期間
2005年12月~無期限
基準価格
2626円
純資産総額
約42億円
騰落率
6か月:2.4% 1年:▲12.7% 3年:1.7%
信託報酬
0.01785
販売手数料
上限3.15%
運用会社URL

※基準価格と騰落率、純資産総額については2012年6月15日時点。基準価格と騰落率は課税前分配金再投資ベース。最新のデータは各社HPの目論見書や運用レポートなどを参考にして下さい。

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