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桜の季節の伝統行事 吉野太夫花供養(京都・常照寺)

「吉野太夫花供養(よしのだゆう はなくよう)」は、4月の第2日曜日に京都の常照寺で行われます。禿・大傘持ち・女中らを従えた太夫の行列が、源光庵から約100メートル離れた常照寺に向って練り歩き、映画か時代劇の撮影を見ているような気分になれます。

國谷 典子

執筆者:國谷 典子

キッズパーティーガイド

桜の下の華やかな太夫行列 吉野太夫花供養(京都・常照寺)

江戸時代初期、京の遊郭で最上の階級にいた「吉野太夫」ゆかりの寺・「常照寺」には38歳で病死した太夫の墓や、太夫が寄進した「吉野の赤門」と呼ばれる山門があります。

毎年4月の第二日曜の「花供養」の日には、禿・大傘持ち・女中らを従えた太夫の行列が、源光庵から約100メートル離れた常照寺に向って練り歩く行事があります。

数年前、お茶の先生と社中のみんなで見に行った事があるのですが、高下駄で内八文字を描きながら凛として練り歩く太夫の姿は本当にため息ものでした。道中を参道から見るのは無料ですが、常照寺内に入るのは「入門券」が必要です。

ピンクの桜の下を豪華絢爛な衣装で歩く太夫さん。まるで映画か時代劇の撮影を見に来たような気分でした。見物客も多く中々前の方では見れなかったけど、お天気が良ければ最高に華やかなステージになりますよ。

開催日時:4月の第二日曜 2012年4月8日(第2日曜日)
場所:常照寺
住所:京都市北区鷹峰北鷹峰町45
地図:Yahoo!地図情報
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