妊娠&出産に役立つお金ガイド/妊娠・出産でかかるお金と今の家計をチェック!

家計の見直しをして児童手当はしっかり貯める! 

妊娠・出産には大きなお金がかかります。また赤ちゃんが生まれたら、将来の教育資金も準備する必要があります。そこで、妊娠・出産を機会に家計の見直しをしましょう。特に「児童手当」をきちんと貯めていくことがポイントになります。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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「児童手当」を貯めれば、教育資金がかなり貯まる!

2012年4月に子ども手当から改称された「児童手当」。子どもの教育資金をしっかり貯めていくには、実は「児童手当」を上手に利用するのがコツ。全額をしっかり貯めていくことで、教育資金のかなりの助けになるはずです。

ファイナンシャル・プランナー畠中さんオススメの「児童手当」をうまく貯める方法とは、振り込み先を給与振込口座とは別の口座にすること! 振り込み先を給与振込口座に指定してしまうと、いつの間にか生活費や引き落としなどに使って、なくなってしまいがちです。「教育資金」として別の口座に分けておけば、うっかり手をつけることなく貯めていけますね。

この別口座は、キャッシュカードを作らないようにしたり、普段行かないような不便な場所にある銀行にしたりして、極力引き出してしまわないような工夫をしましょう。

児童手当は、4カ月分まとめて振り込まれます。3歳未満なら1万5000円×4カ月分=6万円がまとめて振り込まれるわけです。この子ども手当を貯めていくと、子どもが1人目、2人目なら200万円、3人目なら240万円くらいになります。これだけ大きなお金を貯められると、大学進学の際にかなり助かるはず。
なかったものとして貯めよう

15年間で200万円近くになる児童手当。なかったものとして貯めよう

児童手当は、「最初からなかったもの」として貯めること。これが大きなポイントです!

次のページは、 妊婦健診の助成で14回分の妊婦検診が無料に! です。

取材・文/西山美紀 監修/畠中雅子(ファイナンシャル・プランナー) イラスト/本山浩子

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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