家族そろって過ごす時間に比例して
リビングは散らかっていく?
「家族そろって過ごす時間が最も長い場所はどこですか?」この問いに対して、ほとんどの人が「リビング」と答えるはずです。家族構成、年齢などにもよりますが、テレビを見る、子どもが宿題をする、リビング横のダイニングで食事をする、音楽を聴いてくつろぐ、子どもと遊ぶなど、家族そろってリビングを使うシーンはたくさんあります。それだけに、リビングは常にスッキリ、キレイな空間にしておきたいものですよね。
ところが!現実には「モノが散らかりがちな場所」の第1位はリビングであり、しかも他の部屋の追随を許さない、圧倒的な独走状態にあることが判明しました(右図参照)。
これは積水ハウスの納得工房来館者に対して行ったアンケート結果ですが、全国的に見ても、リビングが散らかっていることに悩んでいる人は多いと推測します。
それにしても、どうしてリビングは散らかってしまうのでしょうか?
答えはシンプルです。冒頭に書いた通り、「家族が集まる場所だから」。
ちょっと考えてみてください。リビングに家族が集まるということは、家族の共有するモノはもちろん、個人が使用するモノもリビングに置かれる確率が高くなることを意味します。
家族それぞれがリビングに来る時に本やDVDを持ってきたり、帰宅後、リビングのソファにとりあえずバッグや上着を置いて、それらがそのまま放置されたり…。
こうした理由から、リビングは家の中で最も散らかりがちな場所になっているのです。
裏返せば、家族そろって過ごす時間が長ければ長いほど、リビングは散らかりやすい、ともいえそうです。
人気のシステム収納だが、しまいにくいモノもある
では次に、リビングではどんなモノが散らかっているのかを見てみましょう(右図参照)。上位を占めるのは、毎日のように増えていく「新聞・雑誌」「手紙・DM・ちらし」。
年代別に見てみると、末子年齢6歳未満のファミリー層で、予想どおり 「おもちゃ(64%)」が突出していました。
確かに、わが家でもDMや新聞紙、雑誌系は居場所がなくてリビングに置かれっ放し。おまけに子どもが脱いだ服も散らかっていたり…(これは収納というより、しつけの問題ですが)。
リビングで人気のシステム収納。しかし、家電製品や座布団、掃除機など不定形なモノをしまうのには適していない
一方、人気なのが壁面全体をスッキリまとめて収納棚にできる「システム収納」です。
「壁面を有効に使える」「意匠性に優れる」「AV機器を組み込める」といった長所がシステム収納にはあります。しかし、扇風機などの季節ものや、来客用の座布団、掃除道具といった不定形のモノをしまうのには適していません(右写真)。
以前「収納は何のためにある?「理想の収納」を手に入れよう」で触れたとおり、収納棚は、収めるモノの奥行きに合ったサイズを備えているのが理想です。したがって、これだけさまざまなモノが散らかっているリビングでは、奥行きのサイズにあまりバリエーションがないシステム収納では、対処しきれないのが現実なのです。
では、どうする?次ページでお悩みを解決する提案を。
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