難聴・耳鳴りと補聴器/難聴の症状・対処法

難聴の種類と原因

聞こえのトラブルのうちでも、年とともに進行してくるのが「難聴」です。初めは比較的高い音が聞こえにくくなり、だんだんと低い音にまで及びます。「難聴」は基本的に両耳で起こります。耳鳴りやめまいを伴うこともあります。では「難聴」はどのような原因で起こるのでしょうか。

提供:シーメンス

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「耳鳴り」と並ぶ、代表的な聞こえのトラブルに「難聴」があります。なんらかの原因で聴力が正常よりも悪くなった状態です。

ほとんどの場合、症状は少しずつ現れ、ゆっくりと進みます。痛みなどの自覚症状を伴わないので、何年間も気づかずにいることもあります。

聴力の低下が進むと、日常生活に支障をきたすようになるので、早めの対策が必要です。難聴を伴う疾患には、どのようなものがあるのでしょうか。


音の経路の機能が損なわれるのが「難聴」

undefined

 

「テレビやラジオの音が大きすぎる」とよく言われる…
「話し声が大きい」と言われる…
会話中、相手の人に「もう1回言って」とお願いすることがある…

こんな経験をしたことはありませんか? 思い当たるようなら、なんらかの難聴が始まっている可能性があります。難聴は、外耳・中耳・内耳のどこの障害でも起きることがあります。また時に脳の異常で難聴になることもあります。

ひと口に難聴といっても、さまざまな種類があり、程度や原因によっても異ります。障害の部位や原因により難聴の症状も少しずつ違ってきます。時間が経つと難聴による不都合が生じることが多くなり、時に対応が遅いために手遅れになってしまうこともあります。「聞こえにくいな」と思ったら、ぜひ早めに専門の耳鼻科医を受診するようにしましょう。


中耳炎やメニエール病も難聴の引き金に

難聴は単独で起こるばかりでなく、耳痛や耳漏、耳鳴り、めまいなどを伴う場合があります。複数の症状が重なる場合もあります。

難聴を伴う疾患は、その原因によって、中耳炎によるもの、加齢性難聴、騒音性難聴、突発性難聴などいろいろなものがあります。まずは治るものか治らないものかの判断が必要です。治療は早期に対応したほうが効果があります。耳がおかしいと思ったらすぐに耳鼻科にかかってください。


難聴の種類と原因

undefined

 

加齢性難聴は文字どおり加齢に伴うもので、早い人は40代から症状が現れます。多くの場合、内耳から聴覚中枢までの、音を伝える経路全体が老化することで起こります。

音を感じ取る「有毛細胞」という細胞の毛の数が減ったり、内耳の組織の柔軟性が失われたりすることで聴力が低下すると考えられています。

騒音性難聴は建設現場や板金工場、駐機場など、長時間にわたって強く大きな音を聞かざるを得ない環境下で働く人にみられます。気づかずに進行することが多く、会話が聞き取りにくいといった症状から判明することがあります。

また、狭い空間で大音量が響くコンサートやライブなどの環境下にいたり、ボリュームを大きめにしたヘッドホンステレオで音楽を聴いたりすることで「有毛細胞」が傷つけられた場合を急性音響障害といいます。

早期の治療が大切ですので、大きな音を聞いた後に耳に異変を感じたときにはすぐに耳鼻科にかかってください。程度が軽いと数時間で自然に回復することもあるのですが、繰り返すことで回復しなくなり前記の騒音性難聴になってしまうことがあります。

また、爆発音など非常に大きな音によって一瞬のうちに聞こえが悪くなってしまうことがあります。これを急性音響外傷と呼びます。やはり早期の治療が大切です。

大きな音を聞くことによっておこる難聴は何よりも予防が大切です。


【関連記事】
補聴器の基礎知識やしくみ、使い方、機能などはこちら>>


※上記の内容は、執筆者または編集部が特定のサービス・商品などを保証するものではございません。

更新日:2012年02月20日

あわせて読みたい

    担当
    ガイド