男のヘアケア/抜け毛・薄毛の改善

カプサイシンやイソフラボンを摂取!? 「私の発毛成功記」

私がこのサイトで提唱している「IGF-I発毛理論」の実践の根幹を成すのが、カプサイシンとイソフラボンの両方を摂取すること。ここでは、この2成分を含む代表的な食材である豆腐とトウガラシを食べ続けた結果、抜け毛・薄毛を改善した男性に、その体験を伺いました。

執筆者:All About 編集部

カプサイシンやイソフラボンを摂取!

カプサイシンやイソフラボンを摂取!

<目次>
 

カプサイシンやイソフラボンを摂取! 豆腐とトウガラシを食べた結果

毛根イメージ

左は男性型脱毛症の一方、右の寿命をまっとうして自然に脱毛した毛根は、根元がふくらんでいることがわかる

皆さんが気にされている男性型脱毛症とは「ヘアサイクルが乱れ、本来、成長期にあるはずの毛母細胞が正常に働かず、髪が抜け落ちてしまう状態」のこと。これを防ぐためには、正常なヘアサイクルに戻し、2~8年という髪本来の一生をまっとうさせなければなりません。そのカギを握る物質が「IGF-I」です。

IGF-Iは、筋肉、骨、皮膚、神経、内臓、唾液などにも含まれているアミノ酸の結合体。そう、皆さんの身体の中にあらかじめ備えられています。ただし、その量は加齢と共に減少し、また、薄毛の人たちでは、さらに減少します。そのため、発毛・育毛を促すためには全身、特に頭皮でIGF-Iを増やす必要があります。

では、どのように頭皮でIGF-Iを増やすのか。答えは、「髪の毛を生やす効果大の体内物質IGF-Iとは?」でもお伝えしたとおり、カプサイシン、イソフラボン、この2つの成分を摂取することです。そうして胃の知覚神経を刺激すれば、安全で効率的に頭皮を含めた全身の「IGF-I」を増やすことができるのです。

この2つの成分を含む代表的な食材が豆腐とトウガラシ。これらを摂り続けて、抜け毛・薄毛の進行を止め、少しずつ髪の毛が生えてきた体験をされた男性たちの声を、私が監修した本から抜粋してご紹介していこうと思います。
 

豆腐とトウガラシを食べ始めた2ヵ月後に変化が

■田中英明さん(30歳・仮名)
中学生の頃から頭頂部が薄くなり始め、大学を卒業する頃には、誰がどう見ても立派な薄毛になっていました。その頃には頭頂部だけでなく、ひたいの生え際もかなり後退。

そうならないための努力は、もちろん続けていました。抜け毛・薄毛を止める効果があると聞けば、シャンプー、育毛剤、食べ物、ブラッシングなど何でも試してはいたんです。でも、効果があらわれず、いつの間にか諦めてしまう……その繰り返しでした。

だから、「豆腐とトウガラシを食べることで頭皮にIGF-Iという物質が増え、毛母細胞が刺激されて抜け毛・薄毛が止まる」と聞いても半信半疑。今まで何をやってもうまくいかなかったですし、そもそも、そんなに簡単なことで改善するとは思えませんでした。
 
味噌汁イメージ

田中さんはインスタント味噌汁を使って豆腐とトウガラシを摂取することに

試してみる内容は、1日あたり、豆腐半丁&トウガラシ(一味でも七味でもOK)を小さじ2杯くらい食す、というシンプルなもの。料理が全くできない僕なので、インスタント味噌汁に豆腐とトウガラシを足すという手抜きメニューを、朝あるいは夜に毎日食してみました。

そんな田中さんの頭皮に変化があらわれたのは、豆腐とトウガラシを摂り始めてから2ヵ月後のことでした。
 

寝ぐせがついたことで頭皮と髪の毛の改善を実感

大豆とトウガラシイメージ

カプサイシンとイソフラボン、2つを同時に摂取することが大切

豆腐とトウガラシを食べ始めてからおよそ2ヵ月たった朝、鏡を見た時に気がついたことがありました。それは「寝ぐせがついていた」ということ。

それまでの僕の髪の毛は薄く、頼りなくぽやぽやしていたので、朝起きた時はベタッと頭皮にはりついている状態が常でした。髪の毛の柔らかさは変わりませんでしたが、寝ぐせがつくということは、それだけ髪の毛にハリやコシが生まれたのでは? そういえば、シャンプー時の抜け毛も減っていました。

寝ぐせなんて他人から見たら微々たるものでしょうが、僕にとっては大きな前進です。食習慣を少しアレンジするだけでここまで変わったのですから、かなりコストパフォーマンスもいい。これからどんなふうに変わっていくのか、楽しみです。
 

日常的な食材で安全安心な発毛・育毛を実現

■池田恭彦さん(44歳・仮名)
冷奴イメージ

冷奴は簡単につくれる「IGF-I増やし料理」の定番。写真は豆腐に食べるラー油を乗せてアレンジした一品

父親と祖父はフサフサで、自分自身も髪の毛が太く多かったので、抜け毛・薄毛は無関係だと思って生きてきました。

ところが昨年秋、電車の中で頭をガラスにもたれかけたところ、「ん、冷たい?」と頭頂部にひやっとした冷たさを感じました。そこの髪の毛が薄くなっていたので、ガラスの冷たさを頭の一部で知覚したわけです。

帰宅して手鏡を合わせてみると、確かに薄い。まさかこの俺が……。しかし一旦自覚すると、その後どんどん抜け毛が目につくようになりました。朝起きた時の枕の上、シャンプー後の洗面器の中、洗面台の上……どうりで薄くなっていたはずです。

目立たない今のうちに何とかしなければと焦るばかり。世の中に出回っている育毛剤、頭皮環境を改善するシャンプーなど、いろいろ試してみたいのはやまやまだったのですが、私は昔から薬に対するアレルギーが出るケースがあり、そういう商品を使うのは抵抗があったんです。

そんな時に知ったのが、カプサイシンとイソフラボンがもたらす作用です。豆腐とトウガラシを摂り続けることで、抜け毛・薄毛の進行を防ぎ、発毛・育毛を促すというIGF-I理論は、挑戦してみてもいいと思いました。何より日常的に口に入れている食品が由来なので、私のような体質でも問題なさそうですし、リーズナブルな点もいいのではと。

条件は「1日に豆腐半丁&一味か七味トウガラシを小さじ2杯分食べる」というもの。毎日冷奴では飽きてしまうので、厚揚げ、豆板醤、おから、納豆、キムチなどなど、いろいろ妻にアレンジしてもらうことに。それほど手間のかかる料理ではなかったので、快く協力してくれました。

その後は、明らかに改善が見られました。1ヵ月半くらいすると頭頂部に少しボリュームを感じ始め、3ヵ月目には薄かった部分の髪の毛の数が明らかに増え、しかも太さを増してきたのです。髪の毛が伸びたためボリュームが出たと勘違いしたのかと思い、行きつけの床屋でカットしてみましたが、それでも明らかに髪のハリとコシが増していたことを確認しました。

会社で同僚や部下に気づかれる前に改善できた……ひとりほくそ笑む毎日です。
 

ただし、甘いものの食べ過ぎには気をつけて

豆腐とトウガラシという日常的な食材を毎日規則的に食べるだけでいいなんて!といったことは、他の薄毛に悩む男性からも聞くことができました。皆さんにもぜひ、この方法をおすすめします。

ただし、せっかく豆腐、トウガラシを食べても、甘いもの、冷たいものを摂り過ぎると胃の知覚神経が麻痺して、IGF-Iが減ってしまう恐れもあります。お気をつけください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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