日本経済にとって大きなショックが続いた2011年
日本経済にとって大きなショックが続いた2011年だったが、2012年はその反動が期待出来る!?
2011年は東日本大震災、そしてタイでの洪水、円高など、日本経済にとって大きなショックを与えるニュースが続きました。東日本大震災やタイの洪水により部品供給のサプライチェーンが途切れた上、円高により日本製品の国際競争力は大きく落ちています。また、原発事故により、高騰している火力発電用の燃料を大量に輸入しなければならなくなりました。
その結果として2011年は31年振りに貿易収支が赤字に転落。このまま行けば経常赤字国にも転落しかねないとの危惧も出てきています。
しかし、谷深ければ山高しで、2012年上半期の展望はそんなに悪くは無いのではないかと予想します。日本の大企業にとって東日本大震災やタイの洪水の影響は、現在ほとんどなくなっています。そして何より、2011年の実績が悪かった分、2012年は前年比ベースでの伸び率が良くなる筈です。
株式市場でも元気印の銘柄が少しずつ増えてきている
ここで日本の株式市場に視点を移してみましょう。日経平均は8000円台での軟調な推移が続いていますが、2011年10月を底に上昇していた米国株に比べて、出遅れている日本株には割安感があります。
個別銘柄を見てみると、日経平均が低迷する中で、小売りやレストランなどの景気の影響を受けにくい内需関連には強い値動きをしてきた銘柄がたくさんあります。また、震災復興に向けた動きの中で、ライト工業(1926)などの復興関連銘柄が値を飛ばしています。ライト工業は斜面(地すべりなど)・法面対策工事や基礎・地盤改良工事などに強みがある企業である上、液状化対策などの地盤改良に関する特許を数多く保有しており今後も需要は拡大していくのではないでしょうか。
景気の影響を受けにくい、復興関連銘柄や内需関連が好調なのは予想がつくところですが、自動車の部品企業の株価も好調なものが出てきているのは見落としがちではないでしょうか。例えば、盟和産業(7284)です。同社はトランク、マットなどの自動車樹脂部品製造企業ですが、同社の業績の変遷を見てみると、日本企業が立ち直りつつあるケースがよく分かります。今後はこれまで好調だった内需関連から、これらの業績回復銘柄に主役が移動するのではないかと思います。
今期の業績は不調も、来期の業績は堅調に!? >>>>>>>>>>