4/4 メゾン・イチ【代官山】 [パン] All About

メゾン・イチのパンとお菓子

看板商品、スペルト小麦の田舎パン（ホール1500円、1/4 399円)

メゾン・イチでは現在パン職人5人が交替で40種類ほどを焼いています。相変わらずあんパンやメロンパンや和風の素材はない、正統派のフランス式パン屋さんですが、たとえばテイクアウト用のキッシュでエビとキャベツの組み合わせなど、フランス人があまりしない組み合わせにトライして喜ばれているところなどが、イチのこだわりかもしれません。

テイクアウト用のキッシュ（各399円）

スペルト小麦の田舎パンは一番のおすすめですが、小型のころんとしたかたちのパンにクルミと山ぶどう、栗、オレンジ、イチジクとピスタチオ、シナモンとマンゴーなどがアクセントになったパンたちもなかなかです。そのまま食べてもいいし、食事の邪魔をしないので、何種類か盛り合わせたら、ホームパーティでも注目を集めることでしょう。

左上から時計回りに、フロマージュ（249円）、クルミと山ぶどう（199円）、シナモンマンゴー(199円）、ドライトマト、イチジクとピスタチオ（各399円）

木いちご、マンゴーのブリオッシュ（各199円）

今後はチーズも置いて、パンを取り巻く食材を充実させたい、という市毛さん。移転して一新したパティスリーでは、いまはルバーブやクエッチェ（スモモ）をはじめとする、切り売りの大きなタルトがショウケースを飾っています。今後、イチのパティスリーは、エクレアやマカロンなど、シンプルなフランスのお菓子の充実が期待できそうです。