洗濯/素材別の洗い方

電気カーペットの洗い方とは?ホットカーペットの正しい洗濯方法

電気カーペットの洗い方とは?電気毛布やホットカーペットだって、できれば水でじゃぶじゃぶ洗濯して、気持ちよく使いたいですね。カバーやシーツを洗うというタイプのほか、最近は洗える毛布やホットカーペットもあります。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

電気カーペット(ホットカーペット)の洗い方とは?

電気毛布やホットカーペット(電気カーペット)の正しい洗い方

電気毛布やホットカーペット(電気カーペット)の正しい洗い方

電気毛布やホットカーペット(電気カーペット)の正しい洗い方について、解説します。できれば水でじゃぶじゃぶ洗濯して、気持ちよく使いたいですね。カバーやシーツを洗うというタイプのほか、最近は洗える毛布やホットカーペットもあります。どちらのタイプかは購入時の説明書を確認してください。

ちなみに洗えるホットカーペットは、今のところ1畳くらいの小さいものが主流のよう。掛け敷き用の電気毛布は種類もいろいろあるようです。丸ごと洗えると、汚れやダニがきちんと落とせそうなのがよいところ。ただし洗濯時の注意をきちんと守らねばいけないなどあります。

一方、カバーやシーツなどは、洗いやすいので小まめに洗えるのがいいところ。こちらのタイプだと毛布やカーペット本体は固く絞ったタオルで水拭きしたり、干してブラッシングしたり、掃除機をかけたりといったお手入れ方法になります。
 
<目次>
 

洗濯できるホットカーペットカバーの洗い方

■洗剤は中性が無難、柔軟剤もおすすめ
まずは「洗濯可能」と書かれているかを確認してください。洗剤は中性洗剤を使えば無難。素材がアクリルやウールであれば傷みから守り、他の素材でも毛布やカーペットのふわふわ感を守るためです。素材がポリエステル100%で汚れが気になるなら普通の洗濯洗剤でも。最後のすすぎに柔軟仕上げ剤を使うと、風合いが保て、静電気を防止することができます。

■水でなくぬるま湯を。残り湯は洗い時だけに使いましょう
特にウールやアクリルならお水ではなく、30℃程度のぬるま湯を。冷水や高温だと素材が傷みます。お風呂の残り湯は、汚れが少なければ、使えば洗剤の効果が高まるのでよいでしょう。ただしすすぎにはきれいな水を使わないと、汚れが付着してしまいます。

■洗濯機洗い
洗濯できるホットカーペットカバーの洗い方

なるべく洗剤が行き渡りやすい形にたたんで洗濯ネットへ入れ、洗濯機へ


洗えるものであれば、カバーの大きさが自宅の洗濯機に入るかをチェック。大物洗濯はどれも洗濯機に入れるときに、洗濯機の深さに合わせてたたみ(屏風畳み)、ぐるぐると丸めて、大型で筒状のネット(毛布用)に入れておくのが基本。傷んだりからんだりさせず、洗剤がよく染み渡るようにするための方法です。

コースは、「毛布コース」「ソフト」など弱水流を選びましょう。自宅の洗濯機に入りそうになければ大型コインランドリーを使う方法もあります。

■手洗い
手洗いの場合は、浴槽に洗剤水(ぬるま湯の)を作って洗濯物を入れ、ゴム手袋をした手(難しければお風呂用の靴を履いた足でも)で、押し洗いします。汚れがひどければ30分程度浸け置きして。洗い終えたら栓を抜いて洗剤水を流し、手(足)で押して水を切り、シャワーで洗い落とします。浴槽の淵にかけるなど工夫しながら全体を流してくださいね。

柔軟剤を使う場合は、浴槽に洗濯物が浸る程度の量でよいのでぬるま湯をはって、柔軟剤をよく溶かしてから浸します。押さえたり持ち上げると中まで染み渡ります(重たくなっているので無理はしないこと!)。

後は水を抜いて、押し絞って水を切って干しますが、水をたっぷり吸ってとても重くなる上に水がしたたるので、しばらく浴槽の淵へかけて水切りをしても。化学繊維は水が下へ流れていきやすいのでこれで結構、水が切れます。洗濯機に入るならネットに入れて脱水機にかけてもよいでしょう。

■乾燥
外干しをする時は風通しのよい日陰で陰干しを。乾くのに時間がかかるので天気のよい日を選んで。自宅の乾燥機を使える方もあるかと思いますが、かなりの時間(=コスト)がかかると思われますので、できる人でも30分くらい乾燥させたら外干しにするのがおすすめです。コインランドリーの大型乾燥機を使ってもよいですね。
 

洗濯できる電気毛布・ホットカーペット(電気カーペット)の洗い方

洗濯できる電気毛布・ホットカーペット(電気カーペット)の洗い方

コードの扱いは慎重に……


洗えるように作られている電気毛布・ホットカーペット(電気カーペット)だとしても、メーカーや商品によって注意点が異なります。必ず説明書を読んで、注意点を守ることが大切です。当然ですが洗う時にはコードをとりはずし、洗った後はコードの接続部分をよく拭き乾燥させてから使います。あまり頻繁に洗うと中に配線されたコードが傷みやすくなるかもしれません。

洗えるものといっても、洗濯機OKなもの、手洗いだけOKなものもありますのでそこもよくご確認を! 洗剤は中性洗剤を使うよう指定されているものが多いようです。水よりぬるま湯を使った方が素材の傷みが少なく安心です。

洗濯機OKなものは、必ずネットに入れてから洗いますが、たたむ時にコードの接続部分を一番内側にして、洗濯槽に当たって傷つく事のないようにしましょう。コースは「毛布」「ソフト」など弱水流を選んで。 また、手洗いでも洗濯機洗いでもたたむ時には、やさしく力を入れて折り曲げて中の配線コードが破損してしまわないようにやんわりとたたみましょう。

手洗いの場合はカーペットカバーの洗い方と同じように行います。すすぎにシャワーを使うとラクです。コード接続部分を中までよく拭き、日陰の風通しのよい場所でしっかり乾燥させます。

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