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家庭でできる冬の節電 住まい・マンション篇

夏場に続きこの冬も節電が必要です。冬の節電のポイントは、各家庭の節電が全体に大きな影響を与えることと、電力消費のピーク時間帯が朝と夕方以降になるということ。これらを踏まえ冬の節電の鉄則「無理のない範囲で」節電対策を取り入れていきましょう。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

この冬も原発事故の影響で電力供給が厳しいことに変わりはなく、夏場に続き節電が求められています。この冬全国の電力会社で節電目標を定めているのは関西電力(10%以上)・九州電力(5%以上)(それぞれ期間は異なる)のみとなっていますが、その他の電力会社でも数値目標はないものの、12~3月の全ての平日において節電を呼び掛けています。

 

朝と夕~夜にピークを迎える冬の電力需要

冬の電力全体の消費量は、ピークの時間帯が朝から夜にかけて長くなるという特徴があります。また、各家庭の冬の電力消費量に注目すると、朝及び家族が家に帰る18時過ぎから21時頃までピークを迎え、午後2時ごろにピークを迎える夏と異なります。冬の節電はこのピークの時間帯に心がけることが求められています。
 
(出典:東北電力ホームページ)を元にガイドが作成

夏は気温の上昇による冷房等の使用により、日中の電力需要が高まります。冬は気温が低く、日照時間が短いため、朝と夕方を中心に日中の電力需要が高まります。特に夕方は、調理や照明など家庭でも電気の使用が増加します。(出典:東北電力ホームページ)を元にガイドが作成


 

暖房器具や照明の節電が効果的

各家庭で節電を行う場合、消費電力の高い電化製品の節電を心がけると効果的です。下記に通常エアコンを使う家庭で行う節電方法とそれによって削減できる数値を挙げます。
■エアコン
 室温の設定温度を2度下げて20度とする ― 7%
 窓に厚手のカーテンを掛ける ― 1%
■照明
 不要な電気をなるべく消す ― 4%
■テレビ
 テレビ画面の輝度を下げ、必要な時以外は消す ― 2%
■冷蔵庫
 冷蔵庫の設定を「弱」にし、扉の開閉時間をなるべく減らし、食品を詰め込まないようにする ― 1%
■ジャー炊飯器
 早朝にタイマーで一日分のご飯をまとめて炊き、保温機能は使わずによく冷めてから冷蔵庫に保管する ― 1%
■温水洗浄便座(瞬間式)
 便座保温・温水の設定温度を下げ、使用しない時はフタを閉める ― 1%未満
■待機電力
 リモコンではなく本体の主電源を切り、使わない機器はプラグを抜いておく ― 1%
※経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆さま)」(平成23年11月)より
 通常、エアコンを使用する家庭の夕方ピーク時の消費電力(約1400W)に対する削減率の目安(資源エネルギー庁推計)

以上の事から、通常エアコンを使う家庭では「エアコンの設定温度」が節電のカギを握ることがわかります。エアコンの設定温度を低くしても寒くない方法を次ページに挙げますので、それらを取り入れながらエアコンの温度を抑えてみてください。

また、エアコンではなく通常ガス・石油ストーブ等をメインで使用する家庭で最も効果が表れるのは「照明」の節電です。使用していない照明をこまめに消すことで6%の削減が期待できます※2。
※2経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆さま)」(平成23年11月)より
 通常、ガス・石油ストーブ等を使用する家庭の夕方ピーク時の消費電力(約1000W)に対する削減率の目安(資源エネルギー庁推計)

それでは次ページで住まいの節電方法を具体的に見てみましょう。

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